アシスト2位と大ブレイクの台湾出身PG B1滋賀・游艾喆が語る恩人と、お気に入りの日本人PG

大島和人

「熱意」を感じるレイクスブースター

帰国する游艾喆を見送る滋賀レイクスの選手たち。チームメイト、ファンの関係は良好だ 【提供:滋賀レイクス】

――Bリーグ、滋賀レイクスのプレー環境はどうですか?

 1シーズン60試合はかなり多い試合数ですし、試合のクオリティや強度も、今までの人生で一番いいと思っています。他のリーグと比べることはできないですけど、どのチームのアリーナも結構きれいでしたね。それでもホームの滋賀ダイハツアリーナは一番好きです。1万人以上のファンが入る規模はないですけど、少人数でもファンの熱意を感じます。

 レイクスのブースターからは熱意しか感じられません。アウェーの試合に行っても、青いユニフォームがいっぱい目に入って、感謝の気持ちでいっぱいです。今シーズンの成績(23勝37敗)はあまり良くなかったですけど、ファンの熱意はリーグの上位だと思います。自分がレイクスの一員としてプレーできていることは、自分にとって一番大きな「ギフト」だと考えています。

――今季のBリーグで台湾出身選手は游選手だけでしたが、他競技には台湾から日本に来て活躍しているアスリートもいます。影響を受けたり、仲良くしたりしている台湾出身のアスリートはいますか?

 知り合いの選手は正直いないのですが、大阪のバレーボールチーム(日本製鉄堺ブレイザーズ)に蔡沛彰という選手がいました。共通の知り合いがいて、彼の存在は気にしていました。台湾の選手が近くにいるとやはり安心感があるし、自分も台湾を世界にアピールする存在になりたいという思いがあります。

――少し緩い質問にします。日本の食べ物で気に入ったものはありますか。

 自分は肉が大好きなので、日本の食事で言えば焼肉が一番好きです。

――先ほど江原選手の話で京都の地名が出てきましたが、どこか観光地に行ったんですか?

 家族で来たときは、京都へ観光しに行きますけど、一人ではなかなか行かないです。あと自分はまだ自動車の運転ができないので、京都は交通機関でも行ける範囲で行きます。清水寺、金閣寺、銀閣寺は(家族と)行きました。

――2027-28シーズンまで滋賀と契約されているとのことですが、今後の目標、抱負を最後にお願いします。

 個人的にはBリーグ、Bプレミアの一員として安定してプレーできるように頑張りたいと考えています。日本人選手のほうがファンを多く集めやすいとは思いますが、自分ももっと多くの日本人、ブースターに自分のことを知ってほしいです。

 レイクスとしてはチャンピオンシップ進出が第一の目標で、そこに向けて頑張ります。

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著者プロフィール

1976年に神奈川県で出生し、育ちは埼玉。現在は東京都北区に在住する。早稲田大在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れ、世界中のスポーツと接する機会を得た。卒業後は損害保険会社、調査会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。取材対象はバスケットボールやサッカー、野球、バレーボール、五輪種目と幅広い。2021年1月『B.LEAGUE誕生 日本スポーツビジネス秘史』を上梓。

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