なぜお腹は痩せにくい?ダイエットをしても最後まで脂肪が残る理由

MELOS -メロス-
お腹まわりの脂肪は、多くの人が「減らしたい」と感じる代表的な部位ですが、実際には他部位と比較して減少しづらい傾向があります。これは、体脂肪減少は基本的に全身で行われる点、そして腹部が脂肪蓄積の“貯蔵庫”として機能しやすい点が関係しています。

さらに、遺伝的背景、ホルモンバランス、血流量、脂肪細胞の代謝特性など、さまざまな要因が複合的に影響を及ぼしています。

パーソナルトレーニングジムSTUDIO KOMPAS(スタジオコンパス)のトレーナー・山岸慎さんが解説します。

【MELOS】

体脂肪は「全身」で落ちるメカニズムとなっている
体内で余剰となったエネルギーは、「中性脂肪」として脂肪細胞内に蓄えられます。

エネルギー摂取量が消費量を下回る状態が続くと、ホルモンの刺激によって消化酵素(リパーゼ)が活性化し、脂肪細胞内の脂肪が分解されます。分解されたそれらは血液中に放出され、全身の組織を循環しながら主に骨格筋などでエネルギー源として利用されます。

このように、脂肪燃焼は特定の部位ではなく全身で行われます。そのため、腹筋運動を集中して行ったとしても、必ずしも腹部の脂肪が優先的に使われるわけではありません。お腹の脂肪を効果的に減らすためには、全身のエネルギー消費の改善が不可欠です。

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