一時は2位に浮上、松山英樹の失速はなぜ… 全米プロ選手権最終日日本勢レビュー
松山英樹は序盤に2つスコアを伸ばし、その段階では首位に2打差の2位に迫った。だがその後はスコアを落とし、通算イーブンパー280の27位に終わった。
初日終了時点で首位に立った久常涼ら他の日本勢も含めて、U-NEXTの「日本勢徹底マークチャンネル」で解説を務める宮里聖志プロに今大会でのプレーを振り返ってもらった。
曲がるドライバー。困難を極めるコース攻略
確かにそうですね。2つスコアを伸ばした直後の6番パー4でも、2メートルのバーディーチャンスにつけていましたし、本当にいけるんじゃないかと思いました。
でも、ティーショットの高い精度が求められるメジャーのコースセッティングの中で、大会を通して苦しんでいた部分が最後に出てしまいましたね。
どちらか一方だけにミスが出る状況よりもはるかに、調整もマネジメントも難しくなります。それがはっきりとスコアに出てしまったかなと。
アイアンは素晴らしかったです。最終18番パー4でもドライバーを隣のホール近くまで大きく右に曲げながらも、セカンドショットでピン奥からのバーディーチャンスに持ってきました。
あの状況で距離を合わせて打っていくのは、なかなか難しいと思います。
難しいパットを決め続けるにも限界は…
そうですね。初日からアプローチもよく、パターも入っていました。
ただ、最終日はパーパットが決まらない場面も出てきました。ティーショットが乱れる分、グリーンを外すケースも出てくる中で、負荷はかかってしまっていました。
距離のあるパーパットを、ずっと入れ続けることでカバーしていくというのは、やはり難しいです。
でも本当に紙一重だと思います。良くなるときはあっという間に良くなると思うので。
スイング自体がそんなに悪いようにも見えませんし、アイアンもいい。だから、自分に合うドライバーシャフトなどが見つかるといいと思います。ちょっとしたことで、すごく良くなるはずです。