大舞台で輝く真の主役は誰だ? BリーグCS歴代通算スタッツランキング

歴代のCSで結果を残してきた選手たちの軌跡を振り返る 【(C) B.LEAGUE】

 Bリーグの頂点を決めるチャンピオンシップ(CS)。一発勝負に近い緊張感と、負ければ終わりのプレッシャーの中で積み上げられた数字は、レギュラーシーズンとは一味違う重みを持つ。本記事ではCSにおける個人通算スタッツランキングとともに、過酷な舞台で結果を残し続けてきた選手たちの軌跡を振り返る。
(各スタッツは、りそなグループ B.LEAGUE QUARTERFINALS 2025-26終了時点)

出場試合数: “CS皆勤賞組”がトップ独占…今季中の首位入れ替わりも

三河、千葉J、宇都宮の3チームでCSに出場したエドワーズ 【(C) B.LEAGUE】

第1位:46試合 ギャビン・エドワーズ(宇都宮ブレックス)
第2位:44試合 富樫勇樹(千葉ジェッツ)
第3位:43試合 原修太(千葉ジェッツ)
第4位:42試合 岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)
第5位:40試合 田代直希(千葉ジェッツ)

 ノックアウトトーナメント方式であるCSにおいて、試合出場数を伸ばすためには“勝ち続ける”意外に方法がない。したがって、このランキングで上位に立つ選手は、Bリーグで勝ち続けてきた選手であると言える。1位に立つギャビン・エドワーズは、シーホース三河で5試合、千葉Jで28試合、宇都宮で13試合に出場。2016-17シーズンから、コロナで中止となった2019-20シーズンを除く全シーズンでCSに出場している、まさに“常連組”だ。

 そしてそれを追うのが、同じく常連組の千葉Jと琉球の面々。両チームは今シーズンのCSにおいてセミファイナル進出を果たしており、1位の座を塗り替える可能性も高いだろう。田代直希は琉球時代の2021-22シーズンにケガでCS出場を逃していながらもトップ5に名を連ねており、出場したシーズンで着実に上位まで勝ち上がってきたことが伺える。

得点:ハイレベルなトップ争い…ファジーカスは驚異的な平均得点を記録

Bリーグ初年度のCS決勝で23得点を挙げたファジーカス 【(C) B.LEAGUE】

第1位:606得点 ギャビン・エドワーズ(宇都宮ブレックス)
第2位:569得点 富樫勇樹(千葉ジェッツ)
第3位:465得点 比江島慎(宇都宮ブレックス)
第4位:429得点 ニック・ファジーカス(元川崎ブレイブサンダース)
第5位:427得点 ジャック・クーリー(琉球ゴールデンキングス)

 得点部門でも、出場試合数1位のエドワーズが首位に立つ。インサイドで着実にスコアを重ねる献身性が、この大台に繋がっている。しかし、2位の富樫勇樹との差はわずか37得点。爆発力のある富樫が今シーズンのCSでこの差を逆転し、歴代1位に躍り出る可能性も十分にあるだろう。

 また、2023-24シーズンに現役を引退したニック・ファジーカスが4位にランクイン。長年川崎ブレイブサンダースのエースを務めた同選手は、出場試合数は21試合と、エドワーズや富樫の半分以下。それにも関わらず、1試合平均20.4得点という驚異的な得点力でこの順位にランクインした。5位には琉球のゴール下の要、ジャック・クーリーが控えており、今シーズンの勝ち上がり次第ではさらなる順位変動が起こるだろう。

アシスト:富樫がトップ独走…異次元の数字を叩き出す千葉Jの“顔”

アシスト部門では大差をつけて首位を独走する富樫 【(C) B.LEAGUE】

第1位:248アシスト 富樫勇樹(千葉ジェッツ)
第2位:140アシスト 比江島慎(宇都宮ブレックス)
第3位:124アシスト 岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)
第4位:114アシスト ライアン・ロシター(アルバルク東京)
第5位:94アシスト ドウェイン・エバンス(広島ドラゴンフライズ)
第5位:94アシスト 藤井祐眞(群馬クレインサンダーズ)

 アシスト部門においては、富樫が2位以下に100本以上の大差をつけて独走状態にある。千葉Jの攻撃を長年けん引し、自らの得点のみならず周囲を活かす司令塔としての役割を担ってきた証だ。この驚異的な数字は、当分の間破られることのない金字塔となるだろう。

 異彩を放っているのが4位のライアン・ロシターだ。インサイドを主戦場とするビッグマンでありながら、100本を超えるアシストを記録している点は特筆に値する。高いバスケットボールIQと広い視野を武器に、自ら起点となって得点を演出する「ポイントセンター」としての能力が、この数字に表れている。

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