選ぶのが難しいからこそ差がつく!識者3名がユーティリティのセッティングとエースクラブ選びを語る

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ドライバーやアイアンに比べて選び方が難しいと言われるユーティリティ。どの番手を入れるか、フェアウェイウッドやアイアンとどうつなげるかは、スコアメイクに直結する重要なテーマです。

ゴルフライターの鶴原弘高さん、クラブフィッターの小倉勇人さん、ティーチングプロの石井良介さんの3名が、それぞれのエースクラブとセッティングの考え方について語り合っていただきました。

ユーティリティに対する考え方は三者三様

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鶴原:ユーティリティは、ヘッドスピードがそこまで高くない頃でもドライバーほど長くなく、フェアウェイウッドやロングアイアンより打ちやすい。本当に役立つクラブで、僕はもともとユーティリティが大好きなんです。ショートウッド派ではなくユーティリティ派です。

最近はPINGが多くて、今はG440ハイブリッドの4番23度と5番26度を2本入れています。5番アイアンを抜いてユーティリティに置き換え、上はフェアウェイウッドの5番、下は6番アイアンにつなげています。

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石井:ユーティリティは目的をはっきりしないと選ぶのが難しいクラブですよね。単純にやさしければいいという話でもない。僕はロフトによって役割分担をさせています。21〜22度のポジションには最近7番ウッドを入れるようになったので、ユーティリティは25度前後で5番アイアンの代わりに使うことが多いです。

コースによってウッド型とアイアン型を使い分けていて、ラフが深い夏場はウッド型のお尻のボリュームで芝を抑え込みたいのでウッド型、冬場の硬い地面ではアイアン型を選ぶことが多いです。

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小倉:自分は今はショートウッドをメインにしていますが、以前は19度のウッド型ユーティリティを入れていました。ただ、振りにいったときにピーキーになりやすく、フックを消そうと試行錯誤するうちにショートウッドに落ち着いたんです。

現在は、19度の役割を担うクラブとして、高さで止められるキャロウェイ ローグST MAX 24度の9番ウッドを入れ、その下の番手にムジークのアイアン型ユーティリティとしてムジークのオンザスクリューI.C.Eとかを組み合わせています。ユーティリティはラクをするために生まれたクラブなので、いかに自分のスタイルにマッチするものを見つけるかが大事ですね。

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モデル・シャフト選びのこだわり

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鶴原:PINGのユーティリティが好きなのは、他のメーカーよりクラブ長が短いところも理由の一つです。

ただ今のG440ハイブリッドはシャフト選びに難儀していて、フジクラのVENTUS HB BLACK 8Sを入れているんですが、ブラックはヘッドが落ちてこなくて少し薄く当たってしまう。今はテーラーメイドのQi4Dレスキューや、スピンが少ないと聞いたコブラのDS ADAPTも気になっています。

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石井:コブラのDS ADAPTはスピンが少し少なめで、FutureFit 33™で33通りの弾道調整ができます。ユーティリティにこそこういう微調整機能が活きると思っていて、ライ角もロフト角もわずかな調整で変えられるので、ドライバーよりもユーティリティのためにある機能だなというくらいです。

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小倉:シャフト選びは本当に難しくて、ウッド系のシャフトはどうしても動きが大きいものが多い。かといってXフレックスを入れると振りづらくなる。自分はショートウッドにアイアン用のフジクラ MCI シャフトを無理やり改造して入れることでピーキーさを消しています。ウッド型ユーティリティで同じことができれば解決するとは思うんですが、今は9番ウッドで落ち着いています。

ユーティリティ選びで大切なこと

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石井:気に入ったモデルで番手を揃えるよりも、そのロフトに何をさせたいかで選んだ方が自分好みのものを選べる気がします。同じウッド型でも球の上がり方がまったく違うモデルがありますし、球が浮かないことをデメリットではなくメリットとして使えるケースもある。ロフトごとに役割を決めて、コースによって組み合わせを変えるのも一つの考え方です。

小倉:ユーティリティで何をしたいかを明確にできるかどうかが、モデル選びで最初にやるべきことだと思います。自分のイメージと合わないクラブを入れると結局余計なミスを生んでしまうので。ヘッドスピードが落ちてきた場合でも、道具の力でカバーできる選択肢がユーティリティにはたくさんあります。

鶴原:モデル選びは本当に難しいですね。

小倉:気に入ったものがあるなら、次のモデルが手に入るまでは手元に残しておく方がいいですよ。

鶴原:本当にそのとおりですね。手放してからハマらなくなるのは、意外につらいものなので。

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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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