大谷翔平は盤石、村上宗隆は躍動、岡本、今井の今後の展望は? 明暗分かれた日本人MLBプレーヤー開幕1カ月の現在地
※文中の成績はすべて日本時間4月27日の全試合終了時点
村上宗隆、疑念を一掃する衝撃のスタート
主砲ウラジーミル・ゲレロJr.と良好な関係を築くなど、独特なキャラのウケもよく、球団の公式SNSが連日、日本語で岡本の活躍を伝えているように、チームにも上手く溶け込んでいる。細かくデータを見ていくと、フォーシームにはしっかり対応できている一方で、シンカー(ツーシーム)にはかなり苦戦しており、変化球に対しても全体的に手こずっているため、課題の空振り率や三振率を改善していくためにも「フォーシーム以外の球種」をいかに攻略していくかがカギになる。チーム全体の調子がなかなか上がらない(ここまで12勝15敗)中で、主砲ゲレロJr.にマークが集中するのを避けるためにも、早めにアジャストし、今以上の存在感を示していきたいところだ。
通常のグローブ方向ではなく、利き腕方向に変化する「逆スライダー」が大きな話題となり、MLB.comで特集が組まれたほどだったが、マウンドや公式球など新たな環境へのアジャストに苦戦しているのが現状。1試合あたり100球前後というMLB式の球数制限がある中で、西武時代とは異なり、いかに球数を抑えながら長いイニングを投げるかという点も今後の大きな課題となっていくだろう。負傷者リスト入りしているが、すでにブルペンでの投球練習を済ませ、次はマイナーでのリハビリ登板に臨む予定。投壊に苦しむチームが浮上するためには、今井が本来のパフォーマンスを発揮することが必要不可欠であり、一刻も早い戦列復帰、そしてMLBへのアジャストが期待される。