【人気アマが試打】3Wよりやさしく飛ばせる?キャロウェイ「QUANTUM ミニドライバー」を徹底検証

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世界のトッププロもバッグに入れるようになったミニドライバー。数年前は新たなジャンルとして認知されていたものが、今では当たり前のジャンルとして確立されつつあります。

そんなミニドライバー界に、キャロウェイから新しく「QUANTUM ミニドライバー」が登場しました。キャロウェイとしては3代目のミニドライバーですが、今回はどんな進化を遂げているのでしょうか。オレンジマンが実際に打ってみた感想やデータをもとに深掘りしていきます。

試打クラブのスペック

QUANTUM ミニドライバー

・ロフト 13.5度
・シャフト ATHLEMAX 50(S)
・長さ 43.75インチ
・ヘッド体積 340cc
・ライ角 57度

商品ラインアップにはロフト角11.5度の設定もありますが、今回試打するのは13.5度です。アジャスタブルホーゼルにより、ロフト角やライ角の調整ができるため、より好みのセッティングに仕上げることが可能です。

見た目で分かること

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通常ドライバーの「QUANTUM」シリーズの派生モデルにあたる「QUANTUM ミニドライバー」のデザインは、「QUANTUM MAXドライバー」とほぼ同じです。

大きな違いとして、ミニドライバーにはソール後方にウェイトが装着されています。最近の各メーカーのミニドライバーに多い仕様で、前後で入れ替えることで弾道やスピン量の調整が可能です。

構えてみると、やはりヘッドの大きさが目につきます。ミニドライバーの中では明らかに大きく、良く言えば安心感があり、悪く言えば大きすぎると感じるかもしれません。フェアウェイウッドとはまったく違い、ほぼドライバーに近い見た目です。実際、ミニドライバーの多くは300cc前後なので、340ccの体積はミニドライバーとして最大クラスと言えます。

フェースはややシャロー寄りで、ボールが上がりやすそうな顔つき。フェースアングルはスクエアでクセが少なく、誰でも構えやすい印象でした。

正面から見ると、ややハイバック形状に見えます。空力を考慮し、ヘッドスピードを上げる効果も期待できます。

実際に構えてみると、ティーアップを低めにするフェアウェイウッド寄りの打ち方よりも、やや高めにするドライバー寄りの打ち方の方が安定して打てるように感じました。

実際に打ってみた

今回の試打は純正シャフトで行いました。フレックスはS、ロフトは13.5度。ヘッドスピードは40m/s、42m/s、45m/sの3パターンでの試打です。

それではまずデータを見ていきましょう。

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まず飛距離性能について触れておきます。結果としては、飛距離性能はそこまで高くありませんでした。決して飛ばないわけではありませんが、これまで紹介した他メーカーのミニドライバーと比べると、やや控えめな結果です。

データを見ると分かるように、全体的にスピン量が多めに出ています。低スピンで飛距離を伸ばすタイプというよりは、しっかり高さを出してキャリーで稼ぐタイプだと思います。そのおかげでドロップのリスクはかなり低く、弾道的にも安定している印象でした。爆発的な飛距離というよりは、安定してそこそこ飛ぶタイプですね。

弾道は直進性が高く、つかまりは抑えめ。ストレートからややフェード傾向で、しっかりつかまえる意識で打たないとドローボールは出ませんでした。それでもスライスが止まらないようなことはなく、左へのミスを減らせるのはプラス要素だと思います。

もう一つの特徴として、ミスへの強さも感じられました。単純にヘッドが大きい分もあると思いますが、芯を外してもボールスピードの落ち込みが少ないのは印象的でした。

直ドラ性能に関しては、弾が拾いやすいようにリーディングエッジなどが改良されている影響か、思っていたよりもしっかり打てました。スピン量が多く出ることは直ドラにとってプラスに働きますね。弾の拾いやすさは実感できますが、340ccという大きさは視覚的なハードルの高さも感じます。

打感はやや弾き系で、乾いた音の軽快なフィーリング。いわゆる食いつくような柔らかい打感ではなく、弾き感がありつつ若干鈍さもある不思議な打感で、好みは分かれそうです。

今回の試打では50g台の純正シャフトを使用しました。あまりハードな印象はなく、どちらかと言えばやさしいシャフトです。ヘッドスピードが45m/s以上の方は、60g台の設定もあるので、そちらも候補に入れたいですね。

ミニドライバーはどんな人に合う?

そもそもミニドライバーというジャンルが誰にでも合うかと言われると、そうとも言えません。個人的な見解で、ミニドライバーが合う人を考えてみました。

3Wが得意だけど、もう少し飛距離が欲しい方にはミニドライバーはぴったりです。3Wの操作性を維持しながら、さらに少しやさしくなり、10〜20ヤードほど飛距離を伸ばせるとなると、使わない手はないですよね。

ミニドライバーは、フェアウェイウッドが苦手な人というよりも、ドライバーが苦手な人に合うと思います。ミニとはいえ「ドライバー」と付きますが、どちらかと言えばフェアウェイウッドに近いクラブです。そのため、ドライバーは苦手だけどフェアウェイウッドが得意な人は、3Wよりも楽に飛距離を出せるミニドライバーが大きな武器になるでしょう。

さらに、最近のドライバーは特に曲がらないクラブが多いですよね。曲がらないクラブは、言い方を変えれば“曲げにくいクラブ”とも言えます。つまり操作性という点では、ミニドライバーの方が勝ると思います。自分で球を操りたい人には、とても扱いやすいクラブです。

クラブセッティングにおいても、ドライバーとフェアウェイウッドの間を埋める1本として有効です。「ティーショット専用クラブ」として加えることで、戦略の幅が広がります。飛距離だけでなく、確実性や操作性を重視するゴルファーにとって、ミニドライバーは非常に頼れる存在となるはずです。

まとめ

「QUANTUM ミニドライバー」は、飛距離性能こそ他のミニドライバーと比べるとやや控えめですが、スピン量を活かした高弾道で安定してキャリーを稼げるモデルです。

340ccの大型ヘッドによる安心感とミスへの強さがあり、芯を外しても大きく飛距離をロスしにくいのは大きな魅力です。弾道は直進性が高く、つかまりはやや抑えめなので、左へのミスを嫌う方には特に相性が良さそうでした。

ヘッドサイズの大きさから直ドラにはやや構えづらさがあるものの、意外にも打てないことはありません。

全体としては、安定感のあるバランスの良い1本。3Wよりやさしく飛距離を伸ばしたい方や、ドライバーの安定性に不安がある方にとっては、セッティングの中でしっかり武器になる存在だと思います。ぜひ参考にしてみてください。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。

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ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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