井上尚弥vs.中谷潤人、チャート戦力比較 総合力で大差も…ボクシングIQの高さは肉薄

宮崎正博
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ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥は、WBA、WBC、WBO同級1位の中谷潤人と5.2東京ドームで激突する 【スポーツナビ】

 日本ボクシング界、いや世界のボクシングシーンにおいても「世紀の一戦」がついに実現する。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とWBA、WBC、WBO同級1位の中谷潤人(M.T)による至高の日本人対決が、5月2日のGW中の東京ドームで開催される。

 事の発端は、井上の一言から始まった。2025年3月のボクシング年間表彰式の壇上で「中谷くん、1年後の東京ドームで日本ボクシングを盛り上げよう」というサプライズにも近い呼びかけからだった。突然の対戦要求に中谷は「ぜひ、やりましょう」と即答。そして、2025年12月に行われた“リヤドでの前哨戦”で両者が勝利し、無敗を貫いたことで究極の一戦の実現が確定した。

 専門誌「ザ・リング」が定める2026年4月時点のパウンド・フォー・パウンド(PFP)・ランキング(ヘビー級からミニマム級の全階級を通して最強を決めるランキング)では、井上が2位、中谷が6位にランクインしている。ここまで世界から高い評価をされる日本人同士が、リング上で相まみえた前例はない。前評判では“モンスター”こと井上の優位は揺るがないが、その井上を倒せるのは破壊力と高いボクシングIQを誇る中谷しかいないという声も根強い。ボクシング史に燦然と刻まれる一戦は、どんな結末を迎えるのかーー両者の戦力チャート、及び戦い方を検証する。
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著者プロフィール

山口県出身。少年期から熱烈なボクシングファンとなる。日本エディタースクールに学んだ後、1984年にベースボール・マガジン社入社、待望のボクシング・マガジン編集部に配属される。1996年にフリーに転じ、ボクシングはもとより、バドミントン、ボウリング、アイスホッケー、柔道などで人物中心の連載を持ったほか、野球、サッカー、格闘技、夏冬のオリンピック競技とさまざまスポーツ・ジャンルで取材、執筆。2005年、嘱託としてボクシング・マガジンに復帰。07年、編集長を経て再びフリーになる

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