仕事で心が限界…それ「適応障害」かも?精神科医監修
適応障害とはなにか、なぜ起きるのか。神谷町カリスメンタルクリニック院長・松澤 美愛先生監修のもと見ていきます。
適応障害とはどんな状態?
国際的な診断基準(DSM-5やICD-11)では、ストレス要因が始まってから3か月以内に症状が現れ、そのストレスがなくなった後6か月以内に症状が治まることが一般的な経過とされています。
特定のうつ病や不安障害とは異なり、適応障害はストレス要因と症状が明確に結びついている点が特徴です。「あの職場に行くと気持ちが沈む」「あの人間関係の中にいると体が動かなくなる」というように、特定の状況や環境と症状がセットで現れることが多いです。
抑うつ、不安や焦り、体調不良、勤務態度の変化など
症状の現れ方は人によってさまざまで、抑うつ気分が中心の人もいれば、不安や焦燥感が強い人、行動上の変化(遅刻・欠勤・引きこもりなど)として現れる人もいます。診断名はひとつでも、その内側には多様な状態が存在しています。
また、「心の病気」として捉えられがちですが、適応障害は身体症状(頭痛・胃腸の不調・睡眠障害など)を伴うことも非常に多く、「体の病気とも心の病気とも言いにくい」曖昧な不調として当事者を悩ませることもあります。
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