【バンカーも怖くない!】100切りに必要なウェッジはたった1本!? 「ミスしにくいウェッジ」を選ぶポイント
今回はゴルフライターの鶴原弘高さんに、100切りを目指すゴルファーが押さえておきたいウェッジの選び方を聞きました。
まずは56度が1本あれば十分
100ヤード以内のショットはスコアメイクに欠かせませんが、100ヤードの距離はほぼフルショットの領域になるので、ウェッジの出番としては実は60ヤード以内が中心になります。
では60ヤード以内のアプローチに何を使えばいいかというと、56度のウェッジが1本あれば十分です。ピッチングウェッジ(43〜45度程度)との間にもう1本足してもいいですが、まず持っておきたいのはバンカーでもアプローチでも使いやすい56度です。
「ピッチングウェッジだと飛びすぎてしまう」「90ヤードや100ヤードをフルショットで打ちたい」と感じるようになってきたら、50度や52度あたりのウェッジを買い足すタイミングです。逆に言えば、そう感じるまでは56度1本で100切りは十分に狙えます。
ちなみに、プロは60度や58度のウェッジも使いますが、ロフトが大きくなるほど距離の打ち分けが難しくなります。初心者が持つウェッジのロフトは、56度が上限と覚えておけばいいでしょう。
初心者の鬼門・バンカーに強いウェッジを選ぼう
チェックしたいのは2つ。「ソール幅が広いモデルであること」と「バウンス角が12度以上あること」です。
この2つがなぜ大事かというと、ソール幅が広くてバウンス角がしっかりあるウェッジは、多少手前からヘッドが入っても、ソールが地面を滑って前に進んでくれるからです。ざっくり(ちゃっくり)が起きにくくなり、バンカーでも砂に刺さらず抜けてくれます。一方、プロが使うようなローバウンスのモデルだと、少し手前に入っただけでヘッドが止まってしまい、ざっくりにつながりやすいのです。
ちなみに、初心者向けのクラブセットに入っているウェッジは大抵こうしたやさしい設計になっています。もしセットのウェッジからの買い替えを考えるなら、「56度・ソール幅広め・バウンス角12度以上」を目安にすると、バンカーにもアプローチにも対応できる1本が見つかるはずです。
100切りに大事なのは「ミスを大ケガにしないこと」
この3つは実はつながっています。ソール幅が広くてバウンス角があるウェッジなら、手前から入ってもヘッドが地面の下に抜けず、前方に滑ってくれます。ざっくりしなければ、つっついてボールだけを弾いてしまうホームランも出にくくなります。
つまり「ミスを少なくしてくれるウェッジ」を選ぶことが、100切りのウェッジ選びではいちばん大切です。
「万能タイプ」は初心者向けではない
万能というのは、中上級者がボールを操作できることを前提に、そこにやさしさも加えたもの。やさしさがベースにあるわけではないので、初心者が使っても思ったような結果にはつながりにくいことがあります。
人気があるモデルやプロが使っているモデルに惹かれる気持ちはわかりますが、それも同じ理由で注意が必要です。売れ筋=初心者にとっての正解とは限りません。まずは「やさしさ重視」のモデルに絞って探してみてください。
ただし、ウェッジは試打しても初心者には違いがほとんどわからないことが多いのも事実です。「構えたときにヘッドが大きくて打ちやすそうに見えるかどうか」のほうが、打ち比べた感触よりも判断材料になりやすいと思います。だからこそ、見た目の安心感に加えてスペック(ソール幅やバウンス角)をしっかりチェックして選ぶことが大切です。
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