【結局どれがいい?】ユーティリティを買い替えたい人必見!失敗しない選び方を徹底解説

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ユーティリティは、ロングアイアンの代わりとして多くのゴルファーに浸透した一方で、今はウッド型とアイアン型の両方があり、ロフトや長さ、シャフト重量まで選び方がより複雑になっています。そこで今回はゴルフライターの鶴原弘高さんが、ユーティリティの基本から、押さえておきたい選び方のポイント、最近のトレンドまでをわかりやすく解説します。

そもそもユーティリティとはどんなクラブ?

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そもそもユーティリティとは何かというと、長い歴史で見れば「ロングアイアンの代わりになるクラブ」と考えるのがいちばんわかりやすいと思います。もともとロングアイアンは難しいクラブでした。昔は1番アイアンや2番アイアンといった番手もあり、ヘッドは薄く、ロフトも立っていて、しかも重いスチールシャフトが組み合わされていたので、ボールを上げるのも当てるのも簡単ではなかったんです。

そこでメーカーは、難しいロングアイアンの代わりになる、もっとやさしいクラブを作ろうとしました。それがユーティリティです。アメリカではユーティリティではなく、ハイブリッドと呼ばれることも多いです。

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たとえばPINGのG440は「ハイブリッド」という名前になっています。ヘッド形状はウッドに近く、でもシャフトはそこまで長くない。ロフトもロングアイアンに近い設定で、ヘッドが大きいぶん寛容性もある。そうしたわかりやすい打ちやすさから、ウッド型ユーティリティは大ヒットしてきました。

アイアン型のユーティリティもいまや定番

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ただ、今のユーティリティはウッド型だけではありません。アイアン型のユーティリティも広く使われています。

もともとロングアイアンの代わりとしてウッド型が出てきたのに、なぜアイアン型なのかと思う人もいるかもしれません。これは製造技術や素材の進化が大きいです。かつてのロングアイアンは薄くてシビアでしたが、今はヘッドを大きくしたり、少し厚みを持たせたり、重心を低く、深くしたり、慣性モーメントを高めたり、飛ばせるフェース素材を使ったりと、見た目はアイアンでもかなり打ちやすいモデルが増えています。

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たとえばタイトリストにはT250 ユーティリティアイアンがありますし、U505というモデルもあります。U505の方がヘッドが大きめで、ソール幅も広いタイプです。同じアイアン型でも性格は少し違います。

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一方で、タイトリストのGTシリーズにはGT1、GT2、GT3といったウッド型ユーティリティも用意されています。選手の弾道や好みによって選べるようになっているわけです。スリクソンのZXiUのように、ロングアイアンより球が上がりやすく、寛容性も高く、ボール初速も出しやすいアイアン型ユーティリティもあります。

今のユーティリティは、ウッド型かアイアン型かをまず選ぶ時代になっていると思います。

アイアン型とウッド型、どちらを選ぶべき?

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どちらを選ぶかですが、一般的にはアイアン型は上級者が好むことが多いです。理由は、ラインを出しやすいからです。

アイアン型は、ボールに対して上から入れて打ち込み、真っすぐ押し出していくイメージを出しやすいのがメリットです。狙った方向に強い球を打ち出したいという感覚に合いやすく、そこを好む上級者は多いです。

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一方のウッド型は、アイアンのように上から押し込むというより、ヘッド形状を生かしてボールを包み込むように打ちやすいタイプです。構造的にもヘッドの後ろ側に長さがあるので、重心を低く深くしやすく、慣性モーメントも高めやすい。結果として球が上がりやすく、やさしさを出しやすいのが特徴です。

ロングアイアンが難しい理由のひとつは、やはり球が上がりにくいことです。その点を考えると、多くのゴルファーにとって打ちやすいのはウッド型だと思います。まずやさしさを優先したいなら、ウッド型から考えるのが自然です。

最近はロフトの大きいユーティリティも増えている

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最近のトレンドとして感じるのは、ロフト角の大きいユーティリティが増えてきたことです。

たとえばPING「G440 ハイブリッド」の5番は26度です。少し前まではユーティリティといえば20度や23度あたりが中心でしたが、今はそれだけではありません。背景にあるのは、アイアンのロフト設定がかなり多様化していることです。

今どきの7番アイアンは29度や30度という設定も珍しくありません。そうなると5番アイアンのロフトはかなり立ってきます。23度前後の5番アイアンを無理なく打てる人ばかりではないので、5番アイアンを抜いて、その代わりに5番アイアン相当のユーティリティを入れるという流れが強くなってきています。

番手ではなくロフトで選ぶのが基本

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ユーティリティ選びで注意したいのが、番手とロフトの関係です。ここは意外とややこしいところです。

たとえばPINGのG440ハイブリッドは5番で26度ですが、この「5番」という表記が他メーカーでも同じ意味になるとは限りません。メーカーによって番手とロフトの設定はかなり違います。

だから、5番アイアンが難しいから5番ユーティリティを入れようと思っても、単純に「5番」と書いてあるモデルを選べばいいわけではありません。自分の5番アイアンのロフトが何度なのか、そのクラブがどれくらい飛ぶのかを踏まえて、近い役割になるロフトを選ぶことが大切です。

ユーティリティは番手よりも、まずロフトを見る。これが基本だと思います。

長さも見ないとセッティングがちぐはぐになる

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もうひとつ大事なのがクラブの長さです。ユーティリティはメーカーによって長さが違います。

傾向として、PINGのハイブリッドは比較的短めです。僕は短いクラブが好きなので、その点も好みに合っています。一方で、長めの設計にしているメーカーもあります。長いとヘッドスピードを出しやすいので、同じロフトでも飛ばしやすくなります。

このあたりを気にするなら、メーカーのホームページやカタログを見て、ロフトと長さをしっかり確認した方がいいです。同じようなロフトでも長さが違えば、飛距離や振りやすさの印象は変わってきます。

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それともうひとつ大切なのは、アイアンからユーティリティへのつながりです。アイアンでいちばん長い番手と、ユーティリティでいちばん短い番手が、長さも飛距離も階段状につながるようにしましょう。そうしないと飛距離のギャップがいびつになります。

番手ごとの飛距離差は人によって10ヤードだったり15ヤードだったりしますが、その流れをアイアンとユーティリティの間でもできるだけそろえたい。厳密でなくてもいいですが、その意識を持ってロフトと長さを選ぶのがコツです。

シャフト重量はアイアンとウッドの流れで考える

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ロフトが決まり、長さが決まり、ヘッドも決まったら、次はシャフトです。ここは難しく見えて、考え方としてはそこまで複雑ではありません。

ユーティリティはアイアンとフェアウェイウッドの間にあるクラブです。なので、シャフト重量もその流れで考えるとわかりやすいです。たとえばアイアンに90g台のシャフトを使っているなら、ユーティリティはそれより少し軽い80g台や70g台が合いやすいと思います。

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逆にウッド側から考えると、5番ウッドや7番ウッドに60g台のシャフトが入っているなら、ユーティリティは70g台か80g台を選ぶとつながりがよくなります。ドライバーもフェアウェイウッドも50g台の軽量シャフトなら、ユーティリティも60g台くらいでちょうどいい場合があるでしょう。

最近はこの重量帯の選択肢も広がっています。PINGはユーティリティ用シャフトの重量帯を標準でいろいろそろえていますし、テーラーメイドやキャロウェイでも少し重めの標準シャフトを選びやすくなってきています。以前のようにリシャフトしなくても、最初から流れを意識して選びやすくなっているのは最近の傾向だと思います。

ユーティリティ選びで大事なのはロフトと長さ

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今回はユーティリティ選びの「いろは」として、ユーティリティとは何かという基本からお話ししてきました。今はウッド型もアイアン型もあり、選択肢はかなり広がっています。どのメーカーのモデルもミスヒットへの強さは高くなってきていて、性能差だけでなく、自分の好みや持ち球に合わせて選ぶ段階に入っていると感じます。

その中でも、特に大事なのはロフトと長さです。ここをしっかり見ておかないと、せっかく新しいユーティリティを入れても、アイアンやフェアウェイウッドとのつながりが悪くなってしまいます。

買い替えを考えているなら、モデル名や番手だけで決めるのではなく、ロフトと長さを確認したうえで、自分のセッティングに合う1本を選んでみてください。ユーティリティがうまくハマると、コースでかなり頼れる武器になってくれるはずです。

人気のユーティリティをあわせてチェック

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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