【グローブ選びに悩む人必見】天然皮革がベスト?人工皮革で十分?人気グローブからわかる選び方のポイント

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ゴルフ用グローブは、なんとなく選んでいる人も多いアイテムのひとつではないでしょうか。しかし、素材や厚み、フィット感の違いによって、着け心地や使いやすさは大きく変わります。

今回はゴルフライターの鶴原弘高さんが、天然皮革と人工皮革の違いから、最近のトレンド、選ぶときに注意したいポイントまで、グローブ選びの基本をわかりやすく解説します。

ゴルフに欠かせないアイテム グローブ選びのヒント

ゴルファーのほとんどは、片手にグローブを着けてプレーしています。フレッド・カプルス選手のように素手でプレーする選手や、日本では堀川未来夢プロのような例もありますが、かなり少数派です。多くの人がグローブを着けるのは、まめができたり、手が痛くなったりするのを防ぐためです。ゴルフクラブは左手をしっかり握るので、左手だけグローブを着けるのが一般的です。

ショップに行くと、グローブ売り場にはさまざまなモデルが並んでいます。サイズを試せる展示があったり、価格帯も幅広かったりして、どれを選べばいいのか迷う人も多いと思います。安いものは1,000円前後から、高いものでは3,000円台、4,000円台のものもあります。では、何が違うのか。何を基準に選べばいいのか。ここでは、いまのトレンドも含めて整理していきます。

素材は大きく3種類 まずは違いを知る

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グローブは大きく分けると、素材によって3種類あります。天然皮革、人工皮革、そして合成皮革です。

たとえば、タイトリストの「プロフェッショナル グローブ」は羊革を使った天然皮革モデルです。一方で、同じタイトリストの「プロフェッショナル テック グローブ」は人工皮革モデルです。表示を見ると人工皮革100%と書かれています。

人工皮革と合成皮革は少し似ていますが、人工皮革は天然皮革を模して作られた素材です。マイクロファイバーなどを使い、革の構造まで再現するように作られています。合成皮革は、布地の上に合成樹脂を加工して革っぽい見た目にしたものです。

ただ、メーカーのホームページを見ていても、そこが厳密に使い分けられていないように感じることがあります。専門的には違いがありますが、ゴルファー目線では近いものとして考えてもよいと思います。

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天然皮革の魅力は、やはり柔らかさ

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この3種類の中で、明らかに別物といえるのが天然皮革です。僕自身はいまはほとんど使っていませんが、天然皮革のよさは、何より柔らかさにあります。とても柔らかく、薄く、手に吸い付くような着け心地があります。モデルによって多少の違いはありますが、タイトリストの「プロフェッショナル グローブ」はその特徴がよく出ています。

天然皮革は、シューズと同じように手になじみやすいのが魅力です。この感触が好きで、ずっと天然皮革を選び続けている人もいます。その気持ちはよくわかります。羊革ならではの柔らかさや気持ちよさは、たしかに特別です。

ただし、弱点もあります。いちばん大きいのは、水や汗に弱いことです。夏場に使うと汗で湿りやすく、雨の日には濡れてしまいます。乾いたあとにパリパリになってしまうこともあり、どうしても持ちはよくありません。手入れの仕方によって耐久性は変わりますが、基本的には消耗しやすい素材だと考えておいたほうがいいです。さらに、価格が高めなのも天然皮革の特徴です。

最近のトレンドは、人工皮革の進化

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最近になって、ツアープロの間でも人気が高まっているのが人工皮革です。新しいモデルでは、フットジョイの「ツアーグリップ グローブ」が2026年から発売されました。これも天然皮革ではなく人工皮革です。

このモデルは、日本のツアーでは選手たちに20年ほど前から支給されていたそうです。それがついに一般発売されることになりました。

日本は高温多湿で、これから梅雨の時期にも入ります。汗もかきますし、雨にも当たりやすい環境です。天然皮革だと、プロでもすぐにグローブを傷めてしまいます。雨の日には滑りやすいという面もあります。その点、こうした人工皮革モデルはやや厚みがありながらも柔らかく、耐久性にも期待できます。最近は、プロでも天然皮革より人工皮革を好むケースが増えてきていると感じます。

松山英樹プロも、天然皮革ではなく人工皮革のグローブを使っていると聞きます。そう考えると、グローブ選びの流れそのものが変わってきているのかもしれません。

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薄手の人工皮革モデルが、これからの主流かもしれない

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人工皮革の中でも、最近は生地が薄めのモデルが各社から多く出ています。たとえば、キャロウェイの「オールウェザー グローブ 26JM」もそのひとつです。触ってみるとかなり薄く、人工皮革らしい素材感があります。

着けたときに少し薄すぎるかなと感じる人もいるかもしれませんが、そのぶんフィーリングは天然皮革の薄いモデルに近い印象があります。それでいて洗えるのは大きなメリットです。

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テーラーメイドにも「プレイヤーズ グローブ」という薄手で耐久性のあるモデルがあります。各社とも、こうしたニーズを踏まえて商品を作っているのだと思います。これからは、こうした薄手で使いやすい人工皮革モデルが主流になっていくのではないでしょうか。実際、僕自身もそういうタイプのグローブしか使っていません。

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バランスのよさで選ぶなら、キャスコにも注目

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グローブで有名なメーカーといえば、やはりキャスコを思い浮かべる人も多いと思います。昔から、グローブはキャスコがいいという声は根強くあります。もちろん、キャスコにも人工皮革の人気モデルがあります。それが「タフフィット+ グローブ」です。

素材感や着け心地は、いま紹介したようなモデルとかなり近いです。その中でも、厚さと耐久性のバランスがとれているのがこのモデルのよさだと思います。

さらにキャスコのいいところは、指の長さでも選べることです。僕は少し緩めが好きなのですが、サイズは24で、「キャデット 指短め」バージョンを使っています。手の周りのサイズは24cmだけど、指が短めという人向けに選べるのは、かなりありがたいポイントです。こうした細かなサイズ展開は、キャスコの強みだと思います。

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グローブ探しの注意点 耐久性だけで選ばない

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このほかにも人工皮革や合成皮革のモデルはたくさんありますが、多くの人が気にするのはやはり耐久性ではないでしょうか。長く使いたい、すぐボロボロになるのは嫌だ、というのは自然な考えです。

ただ、耐久性を重視したモデルは、生地が厚めのものも少なくありません。手のひらの当たりやすい部分が分厚くなっていると、クラブを握ったときに少しゴワゴワしたり、クラブをダイレクトに感じにくくなったりすることがあります。僕は、あまり厚すぎるものはおすすめしません。

その点、今回紹介したタイトリストのモデルやキャスコの「タフフィット+」のように、薄手でありながら耐久性もあるモデルは使いやすいです。耐久性だけを見るのではなく、握ったときのフィーリングまで含めて選ぶのが大事だと思います。

迷ったら、薄手の人工皮革から試してみてほしい

本当にグローブは種類も価格もさまざまですし、お店に行くとたくさん並んでいて迷います。そんな中で、僕が個人的におすすめしたいのは、人工皮革の人工スエードのようなタイプです。

もちろん、天然皮革の柔らかさが好きで、そこから変えられないという人もいると思います。それはまったく問題ありません。天然皮革にしかないよさは、たしかにあります。

ただ、人工スエード系のモデルは1,000円台で買えるものも多く、価格も手ごろです。しかも耐久性があり、洗いながら使えるので、ランニングコストも抑えやすいです。フィット感もよく、快適にプレーしやすいと思います。グローブ選びに迷っているなら、まずはこうした薄手の人工皮革モデルから試してみるのが、ひとつの近道ではないでしょうか。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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