【人気アマが試打】ドライバー代わりになる?コブラ「KING TEC ミニドライバー」を検証
これまで各メーカーがミニドライバーを展開してきましたが、後発のコブラはどんな仕上がりなのでしょうか。オレンジマンが実際に試打を行い、データとともに深掘りしていきます。
試打クラブのスペック
・ロフト 13.5度(11.5〜15.5)
・シャフト LIN-Q for Cobra(S)
・長さ 43.5インチ
・ヘッド体積 303cc
・ライ角 58.5度(57〜61)
今回試打したのはロフト13.5度です。
というのも「KING TEC Mini Driver」は基本設定が13.5度のみとなっています。
これまで多くのメーカーが11.5度と13.5度の2種類展開でしたが、コブラは1種類に絞っています。その理由が、同社の強みでもある33通りの可変スリーブです。ロフトは11.5度〜15.5度まで調整可能で、1つのロフトでも幅広く対応できる仕様となっています。
さらにロフトとライ角を個別に調整できる点も大きな特徴で、他社にはない強みです。
見た目で分かること
現行ドライバーの「OPTM」とは異なり、「KING TEC」という名称が使われていることからも、別ラインのクラブであることが分かります。毎年更新されるモデルとは違う立ち位置で、コブラの本気度もうかがえます。
ソールにはウェイトが装着されており、標準ではフェース側に12g、後方に2gが配置されています。これを入れ替えることで、スピン量や弾道の高さを調整することが可能です。
構えてみると、303ccのヘッドサイズが非常にちょうどよく感じられます。例えばタイトリスト「GT280」はかなりコンパクト、キャロウェイ「ELYTE」は大きめですが、このモデルはその中間で扱いやすいサイズ感です。似たモデルとしてはテーラーメイド「r7 QUAD」が近く、体積はほぼ同等。丸みのある洋梨形状もよく似ています。
クラウンは艶のある仕上げで、カーボンがうっすら透けるデザイン。派手さはないものの、まとまりのある仕上がりです。フェースアングルもストレートで構えやすく、フェース高も標準的。難しさを感じさせる見た目ではありません。
やはりミニドライバーは300cc前後が扱いやすいと感じます。
実際に打ってみた
飛距離性能は申し分なく、ミニドライバーの中でもトップクラス。どのヘッドスピード帯でもボールスピードが安定して出ており、単純に飛ばせるクラブという印象です。ロフトを11.5度に調整すれば、さらに飛距離アップも期待できます。ドライバーが苦手なゴルファーであれば、ドライバーの代わりとして使うのも十分選択肢に入ります。
スピン量はやや低スピン寄りですが極端ではなく、弾道の高さとキャリーもしっかり確保できます。ただしヘッドスピード40m/s前後では、ややスピン不足になる可能性があります。その場合はウェイトを後方重心にしたり、ロフトを増やすことで調整が可能。この自由度の高さが大きな強みです。
捕まりは適度で、極端に捕まるタイプではありません。スライス矯正まではいきませんが、扱いやすいバランスです。
気になる「直ドラ」については、打てなくはありません。ただし難易度は高く、簡単に打てるクラブではないという印象でした。
打感はやや弾き感のあるしっかりしたフィーリングで、心地よい打感です。
純正シャフトも扱いやすく、45m/sで振っても頼りなさは感じません。そのまま使うのも十分アリですが、セッティングに合わせてリシャフトも検討できそうです。
ミニドライバーはどんな人に合う?
3Wが得意で、もう少し飛距離が欲しい人には非常に相性が良いクラブです。操作性を維持しながら10〜20ヤード伸ばせるので、大きな武器になります。
また、フェアウェイウッドが得意でドライバーが苦手な人にもおすすめです。ミニドライバーは構造的にはフェアウェイウッド寄りなので、より安心して振れる可能性があります。
さらに操作性を重視するゴルファーにも向いています。最近のドライバーは曲がらない反面、操作もしにくい傾向があります。その点ミニドライバーは球を操りやすく、戦略の幅が広がります。
まとめ
303ccのヘッドは扱いやすく、ウェイトや可変スリーブによる調整性能も大きな魅力。安定したボールスピードによって、ミニドライバーの中でもトップクラスの飛距離性能を感じました。ロフト調整によってはドライバー代わりとしても使える性能で、セッティングの幅も広がります。
スピン量はやや低めで強弾道ですが扱いやすく、万人向けの仕上がり。ただし直ドラは難易度が高めです。
完成度の高い一本なので、気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
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