原口文仁が2026年セ・リーグの順位を予想 古巣・阪神V2のカギと投打のキーマンを語る

大利実

帝京高の後輩・松本剛の活躍に期待

原口氏は帝京高の後輩・松本剛の移籍1年目に注目している 【写真は共同】

――ここからBクラスになりますが、4位予想は巨人。

 長年、中軸を打ってきた岡本和真選手の移籍はかなり大きいと感じます。「長打力」という点で、誰が補うことができるのか。キャベッジ選手やリチャード選手の長打力に期待がかかります。個人的には、帝京高の後輩である松本剛選手のプレーを楽しみにしています。まだまだ元気で、打つだけでなく、守ることも走ることもできる。セ・リーグの野球に早く慣れて、持ち前のいやらしさを発揮してほしいですね。

――5位が広島。

 世代交代の最中というところでしょうか。どれだけ、若手がレギュラーの座を掴めるか。ドラフト1位の平川蓮選手は、日本人では珍しい両打席でホームランが打てるスイッチヒッターです。高い身体能力を持っているので、1年目にどれだけやれるのか楽しみです。あとは、侍ジャパンのサポートメンバーとして存在感を示した2年目の佐々木泰選手。ファーストストライクから、強く振れるのが最大の持ち味で、平川選手とともに打線に勢いをもたらすことに期待したいです。

――6位予想はヤクルト。巨人の岡本選手同様に、主砲の村上宗隆選手がメジャーに移籍しました。

 不調であっても30本打ってくれるバッターが抜けたわけですから、痛手であるのは間違いありません。日本の野球を熟知しているオスナ選手、サンタナ選手、そして山田哲人選手がどれだけカバーできるか。さらに、次の世代の主力として、長岡秀樹選手、内山壮真選手がチームを引っ張る存在に成長できるか。若いフレッシュな力が出てきたときに、面白い戦いができると思います。

(企画編集:スリーライト)

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著者プロフィール

1977年生まれ、横浜市出身。大学卒業後、スポーツライター事務所を経て独立。中学軟式野球、高校野球を中心に取材・執筆。著書に『高校野球界の監督がここまで明かす! 走塁技術の極意』『中学野球部の教科書』(カンゼン)、構成本に『仙台育英 日本一からの招待』(須江航著/カンゼン)などがある。現在ベースボール専門メディアFull-Count(https://full-count.jp/)で、神奈川の高校野球にまつわるコラムを随時執筆中。

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