原口文仁が2026年セ・リーグの順位を予想 古巣・阪神V2のカギと投打のキーマンを語る

大利実

ホームランウイングを味方につける中日

原口氏は細川成也が本塁打王争いに加わってくると予想する 【写真は共同】

――阪神の対抗馬となる2位予想は中日。Aクラス入りとなれば、2020年以来になります。

 昨シーズン、阪神に唯一勝ち越したのが中日でした(13勝12敗)。昨年から選手の入れ替えがさほどなく、メンバーを固定した中で戦うことができます。何より大きいのが、今シーズンから新設されたホームランウイングです。今まで長打力が課題だったチームにとって、大きなプラス材料になるはずです。オープン戦のバッティングを見ていると、細川成也選手はホームランのタイトル争いに絡んでくるかもしれません。福永裕基選手のように広角に打てる中距離打者の打球が、スタンドに入ることも十分に考えられます。

――ピッチャーの立場からすると、長打を打たれるリスクが増す可能性もありますが、そのあたりはいかがでしょうか。

 プラスマイナスで考えたら、打撃陣に長打が増えるプラスのほうが大きいのではないでしょうか。中日の投手陣はバンテリンドームのマウンドの特性を熟知しているでしょうし、もともとの実力が高いので、地の利を生かせると思います。

――3位予想はDeNA。

 攻撃陣の爆発力はセ・リーグでもトップクラスです。ローテーションを担っていたジャクソン投手がロッテに、アンソニー・ケイ投手がホワイトソックスに移り、先発陣がやや手薄になったのは気になりますが、キャッチャー出身の相川亮二監督がどのように整備していくか。バッテリーを含めた守りに関しては、かなり気を配ると思います。

――DeNAがさらに上にいくためのカギは何になりますか。

 投手陣の整備に加えて、機動力を生かせるか。梶原昂希選手、林琢真選手、森敬斗選手ら走れる選手はいるので、足を絡められればもっと得点が増えると思います。

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著者プロフィール

1977年生まれ、横浜市出身。大学卒業後、スポーツライター事務所を経て独立。中学軟式野球、高校野球を中心に取材・執筆。著書に『高校野球界の監督がここまで明かす! 走塁技術の極意』『中学野球部の教科書』(カンゼン)、構成本に『仙台育英 日本一からの招待』(須江航著/カンゼン)などがある。現在ベースボール専門メディアFull-Count(https://full-count.jp/)で、神奈川の高校野球にまつわるコラムを随時執筆中。

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