データで選ぶWBC・C組ベストナイン 侍ジャパンからは6人を選出

データスタジアム株式会社
 2026 ワールド・ベースボール・クラシックが3月5日に開幕し、日本時間14日から一発勝負の決勝トーナメントが始まる。18日の決勝戦が終わったのちには、大会のベストナインとして投手3名、野手9名が選出される。ベストナインは準決勝以降まで勝ち上がったチームから選ばれる傾向にあるが、本企画では日本が戦ったプールCを対象に、印象的な活躍を見せた選手を独自のベストナインとして取り上げる。

投手 シュー・ルオシー(チャイニーズ・タイペイ)4回 0失点 3奪三振

【Photo by Gene Wang - Capture At Media/Getty Images】

 今年からソフトバンクでプレーする右腕が、今大会の開幕戦となる3月5日のオーストラリア戦で先発。2安打は許すも四死球ゼロで相手打線に二塁すら踏ませることなく、4回無失点で救援陣にバトンをつないだ。オーストラリア4番のA.ホールに対しては1打席目をチェンジアップのみで空振り三振に仕留めると、2打席目ではカーブを効果的に使い、最後はまたもチェンジアップで空振り三振に切って取った。

投手 種市 篤暉(日本) 2回 0失点 5奪三振

【Photo by Kenta Harada - SAMURAI JAPAN/SAMURAI JAPAN via Getty Images】

 息詰まる試合展開となった韓国戦で5-5の7回にマウンドに上がり、圧巻のピッチングを披露。150キロ台中盤のストレートと鋭く落ちるスプリットのコンビネーションで1イニングを3者連続三振に封じ、直後の決勝点を呼び込んだ。続くオーストラリア戦では、逆転に成功した直後の8回を三者凡退。2試合の登板で計6人の打者を完璧に抑え、5個の空振り三振を奪ってみせた。

投手 ノ・ギョンウン(韓国) 3回1/3 0失点 2奪三振

【Photo by Gene Wang - Capture At Media/Getty Images】

 1次ラウンド4試合のうち3試合で登板し、計3回1/3を無失点。大会期間中に42歳を迎えた韓国のベテランがフル回転の活躍を見せた。準々決勝進出を決めたオーストラリア戦では、先発のソン・ジュヨンが2回の投球練習中に肘の違和感を訴え緊急降板。急遽マウンドに上がり、2イニングを無失点に抑え、チームの危機を救った。

捕手 若月 健矢(日本)打率.429 0本 1打点

【Photo by Kenta Harada - SAMURAI JAPAN/SAMURAI JAPAN via Getty Images】

 出場した3試合すべてでヒットを放つ活躍。主要国際大会初出場となったチャイニーズ・タイペイ戦では第2打席でタイムリーを記録。チェコ戦では0-0で迎えた8回に1死一塁から二塁打を放ち、相手守備の乱れもあって待望の先制点をもたらした。扇の要としても元同僚の山本由伸や菅野智之といったメジャーリーガーの好投を引き出し、1次ラウンド突破に貢献した。

一塁手 ムン・ボギョン(韓国)打率.538 2本 11打点

【Photo by Gene Wang - Capture At Media/Getty Images】

 初戦のチェコ戦では初回に先制の満塁ホームランを放つなど5打点をマークした。日本戦、チャイニーズ・タイペイ戦でもヒットを記録すると、1次ラウンド突破がかかったオーストラリア戦で再び大活躍。先制2ランに加えて2本のタイムリーを放ち、韓国を4大会ぶりとなる1次ラウンド突破に導いた。得点圏では6打数5安打と抜群の勝負強さが光り、4試合で計11打点を挙げた。

二塁手 ジェン・ツォンチェ(チャイニーズ・タイペイ)打率.333 1本 2打点

【Photo by Daniel Shirey/WBCI/MLB Photos via Getty Images】

 初戦はベンチスタートだったものの、2戦目からはチャイニーズ・タイペイ打線のリードオフマンに定着。4試合で5四球を選ぶなど出塁率.571を残したのに加え、プールC最多の4盗塁を決めて多くのチャンスを演出した。タイブレークの末に勝利を収めた韓国戦では、相手のエース格であるクァク・ビンからセンターへの一発を放ち、長打力を備えた一面も示した。

三塁手 C.ミード(オーストラリア)打率.357 1本 3打点

【Photo by Toru Hanai/Getty Images】

 日本戦こそノーヒットに終わったものの、他3試合では計10打数5安打をマーク。チェコ戦では逆転3ランも飛び出した。韓国戦ではチーム初ヒットを放つなど3出塁の働きをみせ、守備でも6回のピンチで痛烈な打球をジャンピングキャッチする好プレーを披露。惜しくも準々決勝進出とはならなかったが、ホワイトソックスに在籍するチーム唯一のメジャーリーガーが攻守でチームをけん引した。

遊撃手 源田 壮亮(日本)打率.571 0本 4打点

【Photo by Gene Wang - Capture At Media/Getty Images】

 初戦のチャイニーズ・タイペイ戦で2本のタイムリーを含む3安打4打点の活躍を見せるなど、1次ラウンドは驚異の出塁率.727を記録。下位打線ながら勝負強い打撃を見せつつ、メジャーリーガーが並ぶ上位打線の前に好機を演出する働きが際立った。得意の守備でも軽快なプレーを続けており、前回大会でもレギュラーとして活躍した遊撃手が攻守にわたって貫禄を示している。

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データスタジアム株式会社は、スポーツデータの分析・配信などを行う企業。野球、サッカー、バスケットボール、卓球などの試合内容をデータ化・分析し、情報を各種メディア・チームなどに提供・配信する。

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