【21世紀枠】長崎西、「タイパ」で補う短時間練習/巻き起こせ 高知農18人の旋風
長崎西、投手陣の柱は右腕・熊
投手陣の柱は右腕の熊寛生投手。130キロ台後半の直球、3種類の変化球を駆使する。昨秋は公式戦6試合で投げ、防御率1.19と試合を作る能力に秀でる。長崎大会では初戦から4試合連続で完投するなどスタミナもある。右腕・坂田啓太郎投手も防御率2点台と安定している。
芦塚陽士選手は昨秋の打率が4割。1年間で体重が20キロ以上も増えて、より力強くなった。細波慶吾選手、岡崎憲信選手、坂田投手はバットコントロールが巧みだ。
甲子園で勝って悲願の校歌を
昼休みに選手とマネジャーが集合し、宗田将平監督が作成したその日の練習メニューを全員に配り、主将の桑原直太郎選手らが説明して部員同士で意見交換する。メニューは分単位で目的なども書かれており、全員が意図や時間を頭に入れた状態で放課後の練習を迎える。タイムパフォーマンスを高める工夫で、熊投手は「グラウンド外で終えられることを増やすと、野球も勉強も100%で取り組める」と語る。
それだけに、大舞台での勝利への思いは強い。桑原主将は「勝つために何が必要かを考えることは、全員がやってきた。甲子園で西高の校歌を歌うという長年の目標を達成する」と力を込める。