ランニングは膝に悪い?ジョギングとの負担差を医師が解説

MELOS -メロス-
ランニングは膝に悪いと聞いたことはありませんか。実際に走り始めてから膝の違和感を覚える人もいます。一方で、ジョギングなら安全なのかという疑問も出てきます。

スポーツ整形外科医・樋口 直彦先生が、ランニングとジョギングの負担の違いを解説します。

【MELOS】

ランニングのほうが膝への負担は大きい?

結論から言うと、同じ人が行う場合、ランニングのほうが膝への負担は大きくなりやすいです。走る動作では、着地のたびに体重の2~3倍の衝撃が膝にかかるといわれています。

スピードが上がるほど地面を蹴る力も強まり、着地時の衝撃は大きくなります。そのため、ジョギングよりもランニングのほうが関節への負荷は高くなりやすいのです。

ジョギングなら膝にやさしいのか

ジョギングは会話ができる程度の強度で行うため、ランニングよりも衝撃は抑えやすくなります。心拍数でいえば最大心拍数の60~70%前後が目安で、強度が上がりすぎない分、関節への負担も比較的コントロールしやすい運動です。

ただし、フォームが崩れていたり、距離を急に伸ばしたりすると、ジョギングでも膝を痛める可能性はあります。

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「膝に悪い」と言われる本当の理由

ランニングが悪いのではなく、問題は強度設定と回復不足にあることが多いです。

急にスピードを上げる、毎日高強度で走る、体重が増えている状態で無理をする、といった条件が重なると膝の炎症につながりやすくなります。また、紫外線対策や栄養が不十分なまま走ると、体の回復力が追いつかないこともあります。

膝に不安がある場合や運動習慣がない場合は、まずはジョギングや速歩から始めるほうが安全です。心肺機能や持久力を高めたい場合は、段階的にランニングを取り入れるといいでしょう。

重要なのは、翌日に強い痛みを残さない強度で続けることです。
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