国内女子ゴルフ開幕戦、軸となる注目選手は?
オフに課題克服に取り組み更なる高みを目指す佐久間朱莉
年間女王となりながらも、このオフは更なる高みを目指して課題克服にも取り組んだ。特に「傾斜地からのショットの精度を高めるため、バランスの悪い状況でのトレーニングに取り組んでいる」と語り、今年の1月26日から2月18日までは米国のアリゾナで合宿を敢行した。開幕戦では「オフに取り組んできたことを、しっかり実践したいと思っています」と語っており、2026 年シーズンの目標は「メジャー制覇」だ。
あえて参戦する岩井姉妹。千怜は3連覇、明愛は姉妹制覇を狙う
一昨年に優勝を果たしていた妹・千怜は、昨年は米国ツアーに出場予定だった。米国ツアー参戦1年目の序盤戦は、シード争いも見据えて少しでもポイントを重ねたいからだ。ところが同週の米国女子ツアーに痛恨のエントリーミスで出場できなくなり、その“代わり”として国内開幕戦に出場することになった。
「どういうマインドでこの大会を迎えれば?」と開幕前に語っていた千怜だったが、見事に2年連続優勝を達成。今では昨シーズンの嬉しかったこととして、米国女子ツアーの初優勝だけでなく、「何と言ってもダイキンオーキッドでたくさんのギャラリーの方々の大歓声のなか、2年連続優勝できたことが一番印象に残っています」と振り返る。
今年のダイキンオーキッドでは1988年のツアー制度施行以降、日本人選手として初となる同一大会3連覇に挑む千怜。「3連覇にチャレンジできる資格があるのは私だけ。すごく難しいことだけど、そこに向けてベストを尽くしたい」と闘志を燃やす。
姉・明愛もまた、昨年は米国女子ツアー1年目から活躍。8月の「スタンダード・ポートランドクラシック」で念願の米国ツアー初優勝を飾った。千怜の初勝利に続いて明愛も頂点に立ったことで、米女子ツアー史上初の双子優勝という歴史が刻まれた。「千怜が先に勝って焦りもあったが、自分が勝って双子優勝を達成できたことが強く印象に残っている」と語った。