イタリアの老夫婦が「ラティーナからトップ選手になった」と誇る石川祐希 計画もあった五輪の聖火ランナーは実現せず
実現に至らなかった石川祐希の五輪聖火ランナー
石川が出場しなかった理由は、2月1日のパドヴァとの試合序盤に負ったケガが理由だった。
受傷直後ではあったが、この時点ですでにリハビリを始めていることを明かした石川は、明るい表情で「内側側副靱帯が少し伸びてしまったけれど、他の靱帯や半月板には問題なかった。軽いほうだ、と診断も受けたので、なるべく早く、痛みがない状態で復帰できるように目指したい」と語っていた。
実は開催中の冬季五輪に向けた聖火リレーで、ペルージャ市内を聖火が渡る際、石川が聖火ランナーとして候補に挙げられていた。クラブや石川本人のコンディションも踏まえ、実現には至らず。普段は「あまり冬季の競技を見ることはない」という石川も、貴重な機会に「現地で(ミラノコルティナ)五輪を見るのは、距離もあるし、リーグ中でもあるので残念ながらないですけど、ペルージャを代表する選手として声をかけてもらったのはありがたい」と笑顔を見せた。
日本より早く、イタリアではレギュラーラウンドが終わり、間もなくプレーオフが始まる。レギュラーラウンド1位を決めたペルージャは、リーグだけでなくスーパーコッパやチャンピオンズリーグなど、これまでと同様に試合の続くハードスケジュールが組まれているが、復帰に向け、石川の準備も万全だ。
石川、垂水だけでなく五輪が開催されたミラノには大塚達宣がいて、女子のセリエA1では石川真佑、関菜々巳もプレーする。「ラティーナからトップ選手になった」と今も地元ファンから応援される石川が先駆者となり開いた道で戦う日本人選手たちの活躍が、これからも楽しみだ。