「シダマツ式」ペアリングやシニア挑戦、バドミントンはジュニア代表も改革へ
同日、明神憲一ヘッドコーチが取材に応じ、変更点や狙いについて説明を行った。高校年代のU19は、数名の選手をジュニア年代ではなくシニアの国際大会に挑戦させる計画や、過去に志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)の「シダマツ」をジュニアナショナル時代に生み出したように、所属校の垣根を超えたペアでの活動を推し進める考えなど、日本全体の課題である次世代強化に向けた改革に着手する模様だ。
「シダマツ」式、所属校の垣根を超えたペア結成へ
明神HCは、九州国際大附属高で指導していた松山が、青森山田高に在籍していた志田とペアを組んで活動した際、理解してもらうことに苦労したが、「シダマツ」ペアが2015年世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得するなど活躍するにつれ、理解を得られた事例を紹介。社会人でも活動を継続して五輪メダリストに育った「シダマツ」のように、ジュニアナショナルから将来性あるペアを次のカテゴリーへ送るため、所属校同士のペアにこだわらない方針を示した。
U24選出の渡邉柚乃らは、U19からシニア挑戦も視野
今季は、女子シングルスの渡邉柚乃(倉敷中央高、1年)がU24とU19に選出されたが、ジュニア世代の世界ランキングポイントしか持っていないため、他のU24代表選手と同格の大会には参加できず、引継ぎの課題点となっている。明神HCは「これまで、ジュニア世代は、4つのグランプリ大会でポイントを稼いで、ジュニア(世界)ランキングを上げる考えで活動して来ましたが、いつU24に呼ばれてもいいような状況を作らないといけないので、これを減らして、シニアのトーナメントに行くことを計画している」と話し、4月にペルー、5月にメキシコで行われるシニアのフューチャーシリーズ大会に渡邉を含む少数のU19代表選手を派遣する考えを明かした。