【純正シャフト3種類で打ち比べ】高慣性モーメントの実力は?PING「G440 K ドライバー」を人気アマが試打
「G440 K」は、いわゆる高慣性モーメントのドライバーで、曲がりにくくミスに強いのが特徴。もともとPINGのクラブは直進性に定評があるだけに、今回の「G440 K」にも期待が高まりますね。
さらにPINGといえば、純正シャフトのラインアップが豊富なことも魅力です。今回はオレンジマンが、1つのヘッドに対して3種類の純正シャフトを打ち比べてきました。どのような結果になったのでしょうか。
試打クラブのスペック
ロフト:10.5度(9度、12度もあり)
シャフト:
・ALTA J CB BLUE(S)46インチ
・PING TOUR 2.0 CHROME(65S)45.25インチ
・PING TOUR 2.0 BLACK(65S)45.25インチ
ヘッド体積:460cc
ライ角:59.5度
今回は購入時に選択可能な3種類の純正シャフトを打ち比べました。
見た目で分かること
さらにソール後方には可変ウェイトが搭載されており、スタンダード、ドロー、フェードの3ポジションから選択可能。「G440 K」のような高慣性モーメントモデルに弾道調整機能が付いているのは嬉しいポイントです。
構えてみると、いかにもPINGらしい大きめのヘッド形状で、いわゆるデカヘッド。フェースアングルもストレートで、構えやすさを感じます。デカヘッドは好みが分かれるところですが、安心感がある一方で、操作性重視のゴルファーやシャープな見た目が好きな人には少し受け入れにくいかもしれません。
ただ、個人的には構えた瞬間の安心感はとても大事だと思います。毎回ヘッド形状を大きく変えないのもPINGらしい魅力ですね。
実際に打ってみた
スピン量は2659rpmで、極端に多いわけではありませんが、シャフト特性を考えるとこの高さも納得です。球の高さに対して、落下点のまとまりや一方向への曲がり幅の少なさは非常に優秀でした。
飛距離に関しては、単純にヘッドスピードとシャフトが合っていない印象ですね。
ただし高さに関しては、まだ高い印象。スピン量は2436rpmまで減っていますが、打ち出し角が17度と高いため、飛距離を伸ばしきれません。
それだけ球が上がりやすいヘッドだということで、もともと弾道が低いゴルファーにとっては大きな武器になると思います。
スピン量は2257rpmまで下がり、適正値と言える数値。その分、飛距離もしっかり出ました。ただし、打ち出し角がなかなか下がらず、やや高弾道すぎる印象は残ります。これはロフト10.5度の影響が大きいと感じました。おそらく9度のヘッドを選べば、飛距離は大きく伸びるはずです。
試打して感じた共通ポイント
打感・打音はPINGらしい弾き感のあるフィーリングで、締まった金属音。一昔前の「ポキーン」と響く独特の音はなく、とても好印象でした。
弾道は基本的にストレートからややドロー。捕まりすぎることもなく、右に大きく曲がることもありません。大きなミスをすれば曲がりますが、許容範囲はかなり広いと感じます。さらに可変ウェイトによる調整も可能なので、安定性はより高められますね。
高慣性モーメントのドライバーは振りにくいという声もありますが、「G440 K」は不思議とその振りにくさを感じませんでした。ヘッドが動かない独特の感覚はありつつも、結果的にはとても振りやすい印象です。
今回の試打では終始、球の高さが気になりました。球が上がりやすいヘッドであることは間違いないので、自分のスイングや持ち球に合わせたロフト選び、シャフト選びが重要になります。
個人的には10.5度はやや上がりすぎるため、迷わず9度を選びたいところ。今回のヘッドスピードであれば、「PING TOUR 2.0 BLACK(S)」がベストチョイスだと感じました。もしそれでも球が低すぎる場合は、可変スリーブで調整するか、ロフト10.5度を選ぶのもアリですね。
まとめ
ミスヒット時の左右ブレの少なさや弾道の再現性は非常に高く、「フェアウェイを外したくない」「ティーショットに安心感が欲しい」というゴルファーには、心強い一本になるでしょう。
弾道はやや高めなので、ロフトやシャフト選びは慎重に行いたいところ。ぜひ参考にしてみてください。
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