【迷わず選べる】プロでも難しいフェアウェイウッド選び。選び方のポイントを解説!
今回は、ゴルフライターの鶴原弘高さんに、フェアウェイウッド選びが難しい理由と、迷わず選ぶためのポイントについて解説していただきました。
フェアウェイウッド選びが難しい理由 その1:そもそも打つのが難しい
ドライバーの方がクラブ自体は長いですが、ティーアップしているためフェースに当てやすいという特徴があります。多少アタック角がズレても当たりやすく、最近のドライバーはミスヒットにも強いため、初心者でも打ててしまうことがあります。
一方フェアウェイウッドは、地面から打つことを前提に設計されています。ローポイントと呼ばれるヘッドの最下点を意識し、きれいにボールへコンタクトしなければなりません。これが非常に難しいポイントです。
少し上にズレるとトップしてボールが上がらず、逆に手前に入るとダフってチョロになります。パター以外の13本の中で、最も打つのが難しいクラブと言ってもいいでしょう。
フェアウェイウッド選びが難しい理由 その2:ロフトが少なく球が上がりにくい
ロフトが少ないクラブほど球はつかまりにくく、右へ飛びやすくなります。長くてローポイントの意識も必要なうえ、フェース向きも正確に合わせなければならない。難しさが重なります。
さらに、球をしっかり上げるにはそれなりのパワーとヘッドスピードも求められます。
フェアウェイウッド選びが難しい理由 その3:シャフト重量をどう考えるか
私自身は、3番ウッドを60g台、5番ウッドを70g台と使い分けています。ただ一般的には、ドライバーと同じシャフト重量に揃える方法が最も失敗しにくいと感じます。
女子プロでは、ドライバーから7番ウッドまで同じ重量帯で揃えるケースも多く見られます。男性よりパワーが少ないため、下の番手にいくほど重くしてしまうと振り切れなくなるからです。
パワーに自信がない人は、ドライバーと同じ重量で統一するという選択も十分ありです。
フェアウェイウッド選びが難しい理由 その4:チップカットという悩ましい問題
ドライバーは基本ノーカットですが、フェアウェイウッドではヘッド重量や挙動の安定性を考えて先端をカットすることがあります。0.75インチか1インチかで、硬さやしなり方は大きく変わります。
さらに3番と5番でカット量が異なったり、メーカーや差し込みの深さでもフィーリングが変わるため、正解はありません。ヘッドが変われば最適なチップカット量も変わります。
結局のところ「何もしない」というのも一つの答えです。私自身も工房で組んでもらいますが、そこから鉛を貼って微調整することも多く、最初から完璧な一本はなかなか手に入りません。
経験をもとに組み、そこから自分好みに仕上げていく。それがフェアウェイウッド選びの本質だと思います。
実はプロも悩んでいる
私自身も、このQi10フェアウェイウッド以外に何本購入したか分からないほど試してきました。シャフトもこだわるため、実は最もお金がかかるクラブかもしれません。
ただし、プロのセッティングを見ると気に入ったフェアウェイウッドを長く使い続ける選手が多いことに気づきます。理由はシンプルで、次を見つけるのが難しいからです。替えが効かないクラブとも言えます。
最初から完璧を求めすぎないことも大切です。鉛での調整は後からいくらでもできます。まずは自分に合いそうな一本を見つけ、少しずつカスタマイズしながら最適なフェアウェイウッドを探してみてください。
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