【どこで打っても飛距離安定】5モデル、どう選ぶ?キャロウェイ最新「クアンタム」ドライバー各モデルの違いを解説

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2026年1月、キャロウェイの新作として「クアンタム」シリーズが登場しました。そこでゴルフライターの鶴原弘高さんに、最新のクアンタムドライバー5モデルの特徴と注目の進化点を解説していただきました。

クアンタムドライバー5モデルの進化点

キャロウェイの新製品は名称も新しく「クアンタム」というシリーズになりました。「クアンタム」を直訳すると量子力学の「量子」という意味です。今回のシリーズはドライバーが5モデルあります。

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5モデルに共通した注目の新テクノロジー、「TRI-FORCE」フェースが採用されているのが特徴です。

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フェース面の下の部分にも書いています。

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「TRI」というのは3という意味で、言葉通り3層構造になっているのが最大の特徴です。外見上は通常のチタンフェースに見えますが、実はその部分はチタンと異素材が3層になっています。チタンのすぐ裏にポリメッシュというメッシュ状のもの、さらにその裏にはカーボンが使われています。後ろからカーボン・ポリメッシュ・チタンの3層構造になっているのが「TRI-FORCE・フェース」です。

なぜ「TRI-FORCE・フェース」を採用しているかというと、チタンのフェース部分の肉厚をできるだけ薄くしたいからです。薄くすると反発が良くなります。当然ルールの上限はありますが、できるだけたわみを増やして反発性能を高めたいという狙いがあります。ただチタンだけでそれを行うとどうしても耐久性が足りなくなるため、チタン層を薄肉化して反発力を上げ、さらに3層構造で耐久性を持たせようと新しく開発したのがこの3層構造のフェースです。

具体的に何が実現できたかというと、たわみが良くなることで反発性能をルールギリギリまで高めることができます。さらに耐久性の問題もクリアしています。

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プラス今までのAIフェースの効果がさらにアップできるというメリットもあります。AI設計による弾道補正効果がアップし、フェースのどこで打ってもスピン量の増減が少ないという特徴もあります。

スピン量の増減が少ないと弾道の横のブレが少なくなります。スピン量が多いと曲がりやすく、少ないと不安定になったりします。

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そのため、センターで打ったときと同じようなスピン量をフェースのどこで打っても出せるようになると、飛距離が安定するだけでなく弾道の散らばりも収まってくれるので、今回の「TRI-FORCE・フェース」の最大の進化点といえます。

クアンタム MAXドライバー

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今回のドライバー5モデルの中で最もスタンダードなモデルがクアンタム MAXです。エリートの後継という位置付けです。モデルによってヘッド構造や素材も少しずつ違っています。MAXはソールにチタンを使用しています。

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クラウンには大きくカーボンが使われています。

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今回のクアンタムシリーズは2世代前のAi SMOKEで採用されていたツートンデザインに戻りました。エリートよりもツートンの方が構えやすく好まれるというユーザーの要望を反映したものと考えられます。Ai SMOKEが好きだった人は今回のクアンタムも気に入るでしょう。

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今回のMAXドライバーにはウェイト調整機能があります。ソールのフロント側に約2gのウェイトが1つ。

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後方には約9gと約1gの2つのウェイトが内蔵され、ドローバイアスとニュートラルバイアスに設定できるのが特徴です。

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クアンタム MAX Dドライバー

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次に紹介するのがMAX Dモデルです。エリート Xの後継モデルという位置づけになるのがMAX Dです。このモデルもソール面はチタン製になっています。

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ボールのつかまりを良くしたモデルなので、後方のウェイトは固定式になっています。フェースの裏側のソールフロント部分のウェイトは交換もできる仕様になっています。

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クアンタム MAX FASTドライバー

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そして軽量モデルとして今回も登場しているのがMAX FASTです。このモデルはソールにカーボン素材を使用しています。

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MAX FASTは軽量設計で、シャフトやグリップも軽量化され他のモデルより軽くなっています。軽量化するためにソールにもカーボンが使われています。

性能的にはMAX Dに近い感じで、MAX FASTもボールのつかまりが良くて上がりやすく、軽量で振りやすいという位置づけのモデルです。

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クアンタム トリプルダイヤモンド MAXドライバー

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今回の注目モデルがトリプルダイヤモンド MAXです。これまでは限定モデルとして通常のラインナップが出てからしばらくあとに発売されるモデルでしたが、今回のクアンタムからは同時発売になりました。

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特徴はクラウンとソールにカーボンを使用した360度カーボンシャーシを導入していることです。ヘッドの投影面積はクアンタム トリプルダイヤモンドより大きい460ccです。

ただ、トリプルダイヤモンドの特徴として若干重心は浅めになっています。操作性も良く仕上げているのがトリプルダイヤモンド MAXです。トリプルダイヤモンドとMAXの良いとこ取りをしたようなモデルになっています。

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クアンタム トリプルダイヤモンド ドライバー

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そしてアスリートタイプで人気のクアンタム トリプルダイヤモンドです。

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トリプルダイヤモンドは投影面積が小さい小ぶりなモデルになっています。実際にヘッド体積も450ccで速く振りやすく操作性が良いモデルです。

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今回の注目モデルは?

スタンダードな位置づけのMAX(ソールの色がグレー)と、アスリート向けのトリプルダイヤモンドの間を埋めるモデルがこれまでありませんでした。

その中間に位置するモデルで、投影面積も大きく安心感があり、強い球も打ちやすいのが特徴です。さらにトリプルダイヤモンドはフェードバイアスですが、もう少しつかまりが欲しい人にちょうど良いのが今回から同時発売されるトリプルダイヤモンド MAXというモデルになっています。

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おそらく今回のシリーズで人気になるのはトリプルダイヤモンド MAX・MAX Dだと感じています。

試打のおすすめ

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繰り返しになりますが、今回最大の特徴はTRI-FORCEフェースです。他社のカーボンフェースのように外見では判別できません。そのため、実際に打って確かめていただきたいドライバーです。

今回は今までとデザインが少し違っています。ヘッドカバーもカッコいいです。デザイン的にも今回は良いと思ってくれる人が多いのではないでしょうか。ぜひ手に取ってTRI-FORCE・フェースの性能と打感を試してもらえればと思います。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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