【2025年エースクラブ座談会】「このクラブでゴルフ場に行きたいと思えるか」が大事。石井良介のエースドライバー論
今回は、ゴルフライターの鶴原弘高さん、クラブフィッターの小倉勇人さんとともに行った「2025年エースクラブ座談会」から、ティーチングプロ・石井良介さんのエースドライバー選びにフォーカスします。
エースはタイトリスト「GT3 ドライバー」。その理由は
石井:タイトリスト「GT3 ドライバー」です。正確には2024年末発売ですけど、今はこれをエースとして使っています。紆余曲折ありましたけど、シャフトも含めて、今はここに落ち着いています。
鶴原:ロフトは?
石井:10度です。ポジションはA1。
小倉:ウェイトもセンターですね。
石井:いっぱいイジりましたよ。でも、最終的に帰ってきたのがここ、という感じです(笑)。
石井:ファイアーエクスプレス「PROTO BI」です。
鶴原:あれ、結構硬いですよ。
石井:「しだるTV」で、ツアープロコーチの奥嶋誠昭さんに「君はこれだ」って言われまして(笑)。そう言われたら、じゃあ分かりました、ということで複数本オーダーしました。
鶴原:まず1本じゃなくて?
石井:タイトリスト、テーラーメイド、キャロウェイ、PING。全部に挿しました。
小倉:絶大な信頼ですね。
石井:シャフトって、合う・合わないはヘッドありきだと思っているんです。重心の深さやヘッド重量が違えば、同じシャフトでも感じ方も結果も変わる。たまたま手元にその4メーカーのヘッドがあったので、「そこまで言われたら全部いこう」と。結果的に、ラウンドを一通りして「うん、これだな」となったのがGT3でした。
実はPROTO BIを最初に試したのは、4〜5年前なんです。そのときは正直、「硬くて打てない」という印象でした。
鶴原:僕も同じでした(笑)。
石井:でも、この数年でスイングが変わったんでしょうね。シャフトの「動く場所」が分かるようになってきた。
鶴原:どの辺ですか?
石井:切り返しの根元はしっかりしていて、先端は硬い。でも、その間に少し“フィッ”と動くところがある。そこを感じられるようになってから、すごくタイミングが取りやすくなりました。
実は「GT2」を使っていた時期も
鶴原:そこでつかまえにいった。
石井:そうなんです。そうすると、思ったより曲がる場面が出てきた。同じことをGT3でやると、ほどよく幅の中に収まる。「あ、俺ってやっぱり操作性の高いクラブが好きなんだな」と思いながらGT3になりました(笑)。
小倉:やってることは、僕と一緒ですね。
クラブ選びは「決め打ちしない」。このクラブでラウンドしたいかどうか
最近は、どうやら自分は小さめのヘッドの方が好きなんだな、というフェーズに来ている。GT2を大きいとは思っていませんけど、今はGT3を選んでいる。
小倉:先入観を持たずに触るというのは、すごく大事ですよね。
石井:もし行き詰まりを感じていたり、「もっといいのがあるかも」と思っているなら、一度先入観を外して片っ端から触ってみる。そうすると、自分の見方が狭まっていたことに気づくこともありますからね。
今はGT3ですけど、次はテーラーメイドやキャロウェイが入ってくるかもしれない。でも、そのときも同じで、「これでラウンドしたい」と思えるかどうか。それだけです。
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