インカレ大躍進チーム主将、高校年代最高スコアラー、Bリーグユースも…プロ注目選手10選
試合を締める判断力が光るゲームコントローラー
岩屋頼は、状況判断と安定感を武器とするガードだ。2025年シーズンは早稲田大学の主将としてプレーし、関東大学リーグ1部優勝、インカレ準優勝を経験。勝負どころでの判断力が評価を高めている。本職はポイントガードだが、2025年は主にシューティングガードとして起用され、ベンチスタートから試合を締める役割を担った。流れが悪い時間帯でも無理なプレーを選択せず、攻守の優先順位を整理できる点が強みである。プロでは司令塔としてさらに成長が見込める。試合を壊さず、終盤の判断を任せられるガードであることは明確だ。Bリーグでは、ローテーションの中で流れを整える役割を担えるタイプとして注目される。
高さと判断力を併せ持つビッグシューター
日本大学の泉登翔は、190センチのサイズを生かした3ポイントシュートを武器とするシューティングガードだ。福岡大学附属大濠高校出身で、高校時代に全国制覇を経験。大学でも主力としてプレーし、インカレ優勝に貢献した。最大の特長は、高さのあるフォームから放たれる外角シュートの安定感だ。キャッチ&シュートだけでなく、展開の中でスペースを見つけて打ち切る判断力にも優れており、オフェンス全体のリズムを整える役割も担ってきた。フィジカル面やスピードへの対応といった課題は残るものの、サイズのあるシューターとしての希少性は高い。役割が明確なチームに加われば、アウトサイドを担う戦力として計算できる存在になり得る選手だ。
身体能力とシュート力を併せ持つアスレティックSG
松野遥弥は、190センチのサイズと高い身体能力を武器とするシューティングガードだ。跳躍力を生かしたダンクフィニッシュに加え、アウトサイドシュートでも得点に絡める点が特長で、トランジションとハーフコートの両局面で起用できる素材だ。加えて、縦への推進力があり、ディフェンスの間合いを一気に詰めてリングへ向かうアタックは迫力がある。2024年には三遠ネオフェニックスの練習に参加し、プロレベルの強度を経験。また、同年には3x3のU21日本代表として国際大会に出場した。サイズと運動能力を備えたウイング型ガードとしてのポテンシャルは高い。素材型の選手として、育成を前提に注目される存在と言える。
フィジカルとシュートを兼ね備えた大型ウイング
福田健人は中部大学第一高校時代から頭角を現した194センチの大型シューター。高校1年次から主力として活躍し、その長身と左利きという武器を生かしたプレーで注目を集めた。筑波大学に進学後も、1年次から出場機会を得て関東リーグ戦で経験を積んできた。また、大学選抜にも選ばれ、WUBSにも出場した。最大の武器は高い打点から放たれる3ポイントシュート。サイズを生かしたディフェンスも評価されており、シューティングガード兼スモールフォワードとしての適性を持つ。高校時代から外角シュートに加えてドライブの技術も磨いてきただけに、プロの世界でフィジカルとスキルを融合させたプレーが期待される。
得点パターンの豊富さが魅力
インカレ終了後にBリーグドラフト2026の志望リストに公示されたのが東海大学2年の赤間賢人だ。藤枝明成高校時代からインターハイやウインターカップで活躍した点取り屋は、全国から有望選手が集まる東海大で1年次から主力としてプレー。2年次のインカレでは、4試合すべてに出場して平均14.3得点4.0リバウンドを記録した。宇都宮ブレックス所属の比江島慎と同じ福岡県出身ということもあり、高校時代から「比江島2世」と呼ばれることもあった。外角からのシュートだけでなく、スルスルとリング下に抜けていくドライブを武器としており、そのプレースタイルが比江島を彷彿とさせる。プロの世界で経験を積めば、まだまだ伸びる素材だ。