ラグビー日本代表は“死の組”回避も...1位で予選突破すべき「理由」 W杯同組のフランス、アメリカ、サモアを分析
抽選は、出場権を獲得した24チームを11月末時点での世界ランキングの上位から4つの「バンド」に分けて、各バンドから1チームずつをA~Fの予選プールに振り分けていく方式。なお、キックオフ時間や場所などのマッチスケジュールは、来年2月3日に発表される予定だ。
大会方式も変更となる2027年W杯は、どんな大会になるのだろうか。
出場チームが増え、大会方式も変わる2027W杯
決勝トーナメントへは、各予選プールの上位2チーム(計12チーム)と予選プール3位の上位4チームの計16チームが進出し、優勝杯である「ウェブ・エリス・カップ」を争う。
世界ランキング12位に滑り込み、抽選会の「バンド2」入り
フランス(5)、日本(12)、アメリカ(16)、サモア(19)
※()内は11月末時点の世界ランキング
日本代表を率いるエディー・ジョーンズ ヘッドコーチ(HC)は、予選プールの組み合わせが決まった直後の会見で率直な感想をこう話した。
「抽選後こそが本当にワクワクする瞬間です。なぜなら、目指すべき目標が明確になるからです。
W杯のすばらしい点は、すべてのチームが最高の状態で臨むことです。世界最高の選手たちが集結します。満員のスタジアムでプレーできます。観客の熱気はすばらしく、レフェリーも最高の状態で、全員が最高の状態です。W杯に参加できることは本当に光栄です。
そして自分がどのグループに入ったかを知ると、どう戦わなければならないか、何を準備すべきか、という感覚が湧いてきます」
日本代表(世界ランキング12位)は、11月22日のジョージア代表戦に勝利(25-23/Mikheil Meskhi Stadium@ジョージア)したことで、抽選で有利な「バンド2(世界ランキング7~12位)」に入ることができた。
これで世界ランク7位から11位のチームと同組にはならない。つまり「バンド2」に入ったことで、格上とは1チームしか同組にならなかった(E組では5位のフランス)ということだ。
E組対戦国:フランス代表(世界ランキング5位)
過去の対戦成績は1分13敗と大きく負け越している。ただ2017年11月には23-23で引き分け、2022年7月は15-20と善戦した。
エディー・ジョーンズHCは「フランス代表は世界トップクラス。強力なFW陣を擁し、22mライン付近に侵入すると、9番を中心に3人の選手で攻撃を展開する。そのため、大型選手に対しては2人で対応する必要があり、ラック周辺の守備は高いレベルが求められます」と話した。
ただW杯2連覇中の南アフリカ代表(世界ランキング1位)、「オールブラックス」ことニュージーランド代表(2位)、イングランド代表(3位)と比べればやや与しやすい相手であることは間違いないだろう。日本代表は過去1度も勝利したことがないフランス代表をW杯で倒すべく、ここから2年間研鑽を積んでいくことになる。
E組対戦国:アメリカ代表(世界ランキング16位)
E組対戦国:サモア代表(世界ランキング19位)