WBC経験者が選んだ、侍ジャパンメンバー30人

小笠原道大が選ぶWBC侍ジャパンメンバー30人(内野手・外野手編) 悩んだショートの人選、ライトで使いたい佐藤輝明

永松欣也

ショートの人選で悩んだ小笠原氏がチョイスしたのは、広島・小園(左)と楽天・村林(右) 【写真は共同】

 来年2026年3月に開幕する「ワールドベースボールクラシック2026」。前回大会の侍ジャパンの優勝も記憶に新しいですが、今回はどんなメンバーが選ばれるのでしょうか? そこで今回は、最終メンバー発表を前にWBCの舞台を経験している評論家の方々に「自分が監督ならば」という目線で、30人のメンバーを選んでもらいました。

 第3回目は、2006、2009年大会に出場している小笠原道大さんに選んでいただきました。前回のバッテリー編に続いて、今回は内野手と外野手を見ていきます。

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ユーティリティ性を評価して選んだショートの2人

 野手を選んだ基準は、コンスタントに成績を残していること、勝負強さ、そして複数ポジションを守れること。そういった点を重視して選びました。

 まずは内野からですが、ファーストは岡本和真(巨人)。セカンドが牧秀悟(DeNA)と中野拓夢(阪神)。サードが村上宗隆(ヤクルト)。ショートは小園海斗(広島)と村林一輝(楽天)。

 ショートのファーストチョイスは小園で、対戦ピッチャーや調子によっては村林を使います。2人とも内野はどこでも守れますから、控えでベンチにいても重宝しますよね。中野も阪神ではセカンド専門になっていますけど、元々ショートですから何かあればそこでも使えますし、代走としても起用できます。

 ショートは最後まで悩みました。最初に頭にあったのは源田壮亮(西武)でした。守備が抜群に上手いですから。でも今シーズンは球際が少し弱かったり、全体的にやや精彩を欠いていたので、今回は他の選手で行きたいなと思ったんです。

 それで今シーズンの調子から見て、勢いのある小園と安定感のある村林を選びました。泉口友汰(巨人)も今季ブレイクして、バッティングは非常に良いものがありますね。でも名前を挙げた選手たちに比べると、どうしても守備面で不安がありました。

 ルーキーの宗山塁(楽天)も総合力で見ると少し劣る気がしますし、控えとして使うのであればユーティリティ性の部分でどうかなというのと、馬力というか地力がもう少し欲しい感じがしました。彼の場合はこれからどんどん経験を積んで、次の大会に期待したいですね。

【小笠原さんが選んだ内野(6人)】
岡本和真(巨人)
牧秀悟(DeNA)
村上宗隆(ヤクルト)
小園海斗(広島)
村林一輝(楽天)
中野拓夢(阪神)

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著者プロフィール

1976年、大分県速見郡生まれ。多くのスポーツサイトの企画・編集、ディレクターなどを経てフリーランスに。現在は少年野球、高校野球サイトのディレクターを務めながら書籍の企画・編集も行っている。主な書籍は『星野と落合のドラフト戦略』『ジャイアンツ元スカウト部長のドラフト回想録』『回想 ドラゴンズでの14年間のすべてを知る男』など。

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