小笠原道大が選ぶWBC侍ジャパンメンバー30人(投手・捕手編) 抑えは固定せず4人で回す、捕手は守備型と攻撃型で使い分け
第3回目は、2006、2009年大会に出場している小笠原道大さんに選んでいただきました。まずは投手と捕手を見ていきます。
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7・8・9回を任せたい4人
メジャー組からは山本由伸、佐々木朗希(ともにドジャース)、今永昇太(カブス)、千賀滉大(メッツ)、松井裕樹(パドレス)。国内組からは杉山一樹(ソフトバンク)、伊藤大海(日本ハム)、宮城大弥(オリックス)、今井達也、隅田知一郎、平良海馬(ともに西武)、村上頌樹、才木浩人(ともに阪神)、東克樹(DeNA)、森浦大輔(広島)。
この中で先発は、まずは山本由伸、今永、千賀、宮城、そして大谷ですね。WBCも「二刀流」で出てくれるのであればになりますけど。
抑えはあのポストシーズンの活躍ぶりであれば佐々木で行きたいところですけど、急造の抑えでしたのでまだ全幅の信頼はおけない部分があります。抑えの経験と安定感を重視すれば杉山、平良。(抑えの経験はないが)ボールの勢いで考えて今井を持って行っても面白いかもしれません。ですので、誰か1人に任せるというより、7・8・9回を、佐々木、杉山、平良、今井。このメンバーで流動的に回していくことになるのかなと思います。あとはそこに左の松井と森浦を要所で絡めていく。
第二先発には右が伊藤、才木、村上、左が東、隅田。これだけ先発で実績のあるピッチャーが控えていると、先発と彼らで6回くらいまではある程度試合を作れるかと思います。
伊藤は抑えの経験もありますし、先発、中継ぎ、抑えとしてオールマイティーで使えます。東は良いチェンジアップを持っていますから右バッターにも使えますので、第二先発に留まらず、ゲーム終盤の大事な場面でも使うことができると思います。隅田もそうですね。
ピッチャーを選んだポイントは、基本的にボールに力があること。落ちるボールにしても曲がるボールにしても(質の高い)決め球があること。あとは大舞台でも平気で投げられるようなメンタルを持っていること。
最後の1人に滑り込んだ中継ぎ左腕
松山晋也(中日)も数字を残していますので当然考えたんですけど、安定感というか、安心して見ていられるというところまでは、個人的にはまだ来ていないのかなと思いました。ランナーを溜めながらも最終的には抑えているというイメージがどうしてもあって。そうなるとWBCという舞台はどうだろう・・・という懸念がありました。抑えを先ほど名前を挙げた、佐々木、今井などを軸に考えると、タイプ的にも少し被りますしね。
速いボールと落ちるボールということでは北山亘基(日本ハム)もいましたけど、これだけのメンバーがいますから、呼びたい名前を順に挙げていくとどうしてもボーダーライン上に来てしまうんです。そうなると、あとはもう個人の印象と好みの問題です。北山を選べませんでしたけど、それは他の投手に比べてどこかが劣っているとか、そういうことではありません。
左の中継ぎがどうしても少ないですよね。名前を挙げていくと専門が松井しかいませんでしたので、バランスを考えてももう一枚欲しいなと考えて、最後に森浦を入れました。石井大智(阪神)を最初はメンバーに選んでいたのですが、悩んだ末に最後に森浦と入れ替えました。
【小笠原さんが選んだ投手(16人)】
大谷翔平(ドジャース)
山本由伸(ドジャース)
佐々木朗希(ドジャース)
今永昇太(カブス)
千賀滉大(メッツ)
松井裕樹(パドレス)
杉山一樹(ソフトバンク)
伊藤大海(日本ハム)
宮城大弥(オリックス)
今井達也(西武)
隅田知一郎(西武)
平良海馬(西武)
村上頌樹(阪神)
才木浩人(阪神)
東克樹(DeNA)
森浦大輔(広島)