【現役ドラフト】セ・リーグの注目野手10人を紹介 二軍でアピールを続ける和製大砲候補のブレークに期待
※本文は2025年11月28日時点の情報をもとに執筆
※以下、選手の年齢は2025年12月31日時点
今回はセ・リーグ野手編だ。環境次第では主戦場を一軍に移し、チームに貢献することが期待される選手たちである。昨年度の現役ドラフトで移籍した野手の中では、日本ハム・吉田賢吾がキャリアハイの47試合に出場し、プロ初アーチを含む4本塁打をマークしたが、彼に続くような活躍の可能性を秘める選手たちを紹介したい。
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選球眼の良さを生かしたバッティングが売りの宮本丈。今季は代打としてチーム最多の68打席に立ち、代打打率.309、出塁率.433と起用に応える働きを見せた。守備でも外野の両翼のほかに一塁と二塁を守るなど、さまざまなチーム状況に適応するユーティリティー性を発揮。すでに代打の切り札という立ち位置を確保しつつあるが、高い出塁能力と内外野をこなせる守備力を備えているだけに、スタメン出場でも活躍が期待できる選手だ。
武岡 龍世(ヤクルト/内野手)
内野の複数ポジションで堅い守りを見せる武岡龍世。高卒4年目の23年に一軍でキャリアハイの84試合に出場するも、ここ2シーズンは出場試合数が減少している。ただ、課題のバッティングでは23年から選球眼が改善し、今季は二軍で出塁率.356をマーク。また、左投手を苦手とする傾向があったが、二軍ではサウスポーに対して打率.296の好成績を残している。チームは10月のドラフト会議で3名の即戦力内野手を獲得しており、来季はさらなる競争の激化が必至。内野の選手層に不安を抱えるチームであれば、貴重な存在となり得るだろう。
林 晃汰(広島/内野手)
パワフルな打撃が魅力の林晃汰。高卒3年目の21年に一軍で10本塁打とブレークを果たしたが、その後は苦戦。今季は7月に2試合連続アーチを描くも当たりが続かず、最終的に一軍ではその2本塁打のみに終わった。一方、二軍ではOPS.839の好成績をマークしており、特に右腕からは打率.306、8本塁打と持ち味を発揮。守備ではファーストとサードだけでなく、レフトとしても出場数を増やした。外国人選手が起用されやすい各ポジションに空きがあれば、より多くの出番を得られるかもしれない。
土田 龍空(中日/内野手)
攻守に高いポテンシャルを秘める土田龍空。高卒3年目の23年には主にショートとして114試合に出場。その後はバッティングが振るわず、村松開人や山本泰寛、田中幹也といった競争相手の台頭もあって出番を減らした。今季は一軍で20試合の出場にとどまったものの、二軍では70試合の出場で打率.274、5本塁打とパンチ力も発揮。課題の打撃で成長を見せており、二遊間の定位置争いに絡むだけの実力は十分に備えている。
鵜飼 航丞(中日/外野手)
豪快なバッティングが魅力の鵜飼航丞。1年目から背番号4を背負うなど多くの期待を受けたが、ここまで一軍では目立った結果を残せていない。その一方、今季はウエスタン・リーグ最多の18二塁打を放ち、打率.299、OPS.837を記録。打率.217に沈んだ昨季から確実性を向上させた。ただ、チームの外野手は細川成也、岡林勇希、上林誠知といったレギュラー陣が好成績を収めており、出番が限られるのが現状。一軍でまとまった出場機会を確保できる環境であれば、一気にブレークする可能性も秘めている。