ゆっくり動くほど若返る?代謝・血流を整える「スロースクワット」の5つの効果

MELOS -メロス-
理学療法士・パーソナルトレーナーの安藤 瑞樹さんは、「動きをゆっくりにすると筋肉が長く緊張状態になり、成長ホルモンの分泌や体の巡りが活発になる」と言います。

「スロースクワット」にはどんな効果があるのか?解説します。

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スロースクワットの驚くべき「5つの効果」

スロースクワットは、代謝・血流・ホルモンなど体の内側から変化を起こすだけでなく、見た目の印象まで整える全身運動です。ここからは、体に起こる5つの変化を紹介します。

効果1. 代謝が上がり、脂肪を燃やしやすい体に

ゆっくりとした動作によって筋肉が長時間働き続けると、エネルギー消費量が増えます。これがスロースクワット最大の特徴で、筋肉が使われる時間が長いほど、脂肪が燃えやすい体質に変わっていきます。

スクワットの大きな動作が全身の筋肉を一度に動かすため筋肉量が増えやすく、結果として基礎代謝そのものが上がるのもポイントです。

またしっかり筋肉を追い込むことで、運動後も身体の燃焼モードが続く「アフターバーン効果」が期待できます。 これは、トレーニングで疲労した身体を修復するために多くのエネルギーが使われる現象です。つまり、休んでいる間や寝ている間も、身体が脂肪を燃やして回復し続けてくれるのです。

効果2. 下半身が引き締まり、美脚とヒップラインが整う

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スロースクワットは、太もも・お尻・ふくらはぎなど、下半身の主要な筋肉をバランスよく刺激します。動きをゆっくりにすることで、反動やクセに頼らない「正しい身体の使い方」が身につきます。

特に、太ももの前側などの「使いすぎ」を防ぎ、お尻や内ももをしっかり使えるようになるため、筋肉のつき方のバランスが改善し、結果として、無駄な張りのない、しなやかな脚のラインへと整っていきます。

スクワットの上下動によって、骨盤や体幹が安定し、姿勢がスッと伸びやすくなるのも特徴。脚の形だけでなく、立ち姿そのものが美しく見えるようになります。

効果3. 成長ホルモンが分泌され、体の若返りをサポート

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スロースクワット中は筋肉内に乳酸がたまり、それが刺激となって「成長ホルモン」の分泌を促します。このホルモンは筋肉や骨の修復を助けるだけでなく、脂肪の分解や肌の代謝も促進する作用があります。

動作を速くするトレーニングでは短時間で反応が終わりがちですが、スロースクワットは緊張が長く続くぶん、ホルモン分泌の時間も長くなります。内側から体を若く保つ「アンチエイジング効果」が期待できます。

効果4. 血糖値が安定し、健康的なエネルギー循環が生まれる

筋肉が働くと、血液中の糖がエネルギー源として使われます。スロースクワットでは、筋肉の収縮時間が長いため、糖をゆっくり効率的に消費できます。結果として、血糖値の急上昇を抑える働きがあり、糖代謝を安定させます。

理学療法士の安藤さんは「食後30分ほど経ってからのスロースクワットは、これから上がる血糖値を筋肉がエネルギーとして消費してくれるため、食後の高血糖(血糖値スパイク)を防ぐのに最適です。息を止めずにゆっくり動くことで、身体への負担を抑えつつ、インスリンに頼りすぎない『安全な血糖コントロール』が可能になります」と話します。

効果5. 自律神経が整い、ストレスや疲労を感じにくくなる

スロースクワットは、動作に合わせて呼吸を整えることで副交感神経を優位にします。ゆっくり吸って、ゆっくり吐く。このリズムが心拍数を安定させ、緊張していた体と心をリセットしてくれます。

運動中なのにリラックスしている感覚を得られるのは、スロートレーニングならではの魅力です。睡眠の質を高めたり、ストレスを和らげたりと、心身のバランスを整える効果も期待できます。
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