久保建英のプレミア移籍に現実味が帯び始めた背景 亡くなった元横浜M監督、アスカルゴルタへの惜別の念
久保がクラブオフィスに灯りをつける
これは、バルセロナを首都とするカタルーニャ州政府の協力で制作されているカタルーニャ語のニュースサイト『National.cat』のスポーツ欄の見出しだ。かつてラ・マシア(FCバルセロナの育成カテゴリー)に在籍していたからか、同サイトはしばしば久保建英の動向に関する記事を掲載する。
「クラブオフィスに灯りがつく」というのは、「選手獲得に向けてクラブスタッフが夜を徹して働く」という意味だ。同サイトは、久保が年明け1月に開く冬の移籍マーケットを揺るがす存在になるだろう、そして数カ月前から彼の動向を追っているトッテナム、アーセナルともに、その準備が整ったようだと報じている。
つまりそれは、レアル・ソシエダが設定している契約解除金6000万ユーロ、日本円にして100億円を超える巨額を支払う用意ができたということだ。
ならば、イングランドでも同じように報道されているのだろうかとファクトチェックをかけてみる。すると、英国のスポーツ専門チャンネル『スカイスポーツ』などは、例えばアーセナルはこれから年末にかけて、よほど重要な選手が怪我で長期離脱でもしないかぎり、冬の市場で動くことはないだろうとの見立てをしていた。
夏にも退団をほのめかしていたガブリエウ・ジェズス(現在は負傷離脱中)が、再び古巣のパルメイラスに戻りたいとコメントしているが、アーセナルにとってはすでに構想外の選手であり、仮に退団となっても代わりのアタッカーを慌てて補強するとは考えにくい。
トッテナムがセメンヨとセットで獲得も
トッテナムは夏前に、ボーンマスのガーナ代表FWアントワーヌ・セメンヨを獲得すべくオファーを送ったことをXの公式アカウントで明かしているが、その動きがここにきて再燃している。前線の補強に乗り出しているのは間違いない。
セメンヨは今季、ここまでプレミアリーグで11試合に出場し、6得点・3アシストをマーク。前線ならサイドも中央もこなせるストライカーには、多くのクラブが熱い視線を送っている。トッテナムが夏の段階でボーンマスへの打診を公にしたのは、他クラブをけん制し、先手を打つ狙いがあったからだろう。
そのセメンヨは、11月14日にガーナ代表の一員として日本代表との強化試合(0-2で敗戦)に臨み、試合終了後に久保とユニホームを交換したと言われている。年齢も近いセメンヨ(25歳)と久保(24歳)は、ともにビッグクラブへと飛躍を遂げる準備が整っている。
9月に長年クラブの会長を務めてきたダニエル・レヴィを事実上解任したトッテナムは現在、新時代の幕開けにふさわしいチーム作りに前向きな状態にある。セメンヨ、もしくは同じく以前から目を付けていた久保、あるいは2人をセットで獲得することも十分に考えられるだろう。
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