【エリザベス女王杯】前走10着馬にGI馬超えの高評価 今秋的中率75%、タイム評価が見つける激走馬
タイム評価No.1の人気薄
敗戦で隠れた「真価」
しかし、アイルランドTと秋華賞の2つの敗戦は明確に敗因を分析できる。前走は四位洋文調教師が「時計も上がりも速い競馬」と振り返ったように、当日の1000m通過タイムは前週の毎日王冠よりも2秒2遅い1分0秒8で、16頭中14位までが上がり33秒台以下(勝ち時計1分45秒7)というどスローからの上がりにかける瞬発力勝負となった。セキトバイーストは、しぶとく脚を使う高い持続力で勝負するタイプであり、この展開は不向きだった。
昨年の秋華賞(13着)も、ハイペースで逃げ過ぎて直線で失速したもので、経験の浅さが出た。だが4歳を迎えた今、同馬は自在性を身につけている。今年6月の府中牝馬S(GIII)では、浜中俊騎手が「他に行く馬がいたので」と控える競馬を選択し、見事に差し切り勝ちを収めた。高い持続力を持ちながらペース配分が可能になった今こそが狙い目だ。
京都2200mこそ最高の舞台
この舞台では、セキトバイーストの持続力が最大限に活きる。管理する四位師も「今の京都の方がセキトバには合うんじゃないかな」と、コース替わりを歓迎するコメントを出している。さらに、血統的な裏付けもある。父デクラレーションオブウォー産駒は、2023年の改修以降、「京都芝2000m〜2400m」において勝率13.0%という高い数値を記録。これはエピファネイア(12.0%)やドゥラメンテ(8.6%)といった主要種牡馬を上回る数字だ。
タイム評価が示す高いポテンシャル、コース適性と血統も後押しし、京都競馬場は最高の舞台。前走の大敗で妙味が増した今、セキトバイーストは馬券に忍ばせておきたい一頭だ。
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