【専門家が解説】白湯は朝・夜・寝る前、どのタイミングが一番いいの?
いつ飲んでも問題ないですが、目的別に飲むタイミングを決めるとよいでしょう。あんしん漢方薬剤師・山形 ゆかりさんが解説します。
白湯を飲むタイミングはいつがいい?
白湯を飲むのに良いタイミングのひとつが「朝」です。起床後にコップ1杯の白湯を飲むことで、胃腸が温まり活性化し、お通じがよくなります。
さらに、胃腸の活性化とともに脳の覚醒も促されるため、身体を中から目覚めさせるのにおすすめのタイミングです。
また、寝ている間にはコップ1杯程度の汗をかくため、就寝中に失われた水分を補給できるという面でも効果的なタイミングといえるでしょう。
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白湯を食前に飲むことで、胃腸が温まり消化機能が促進されます。食事の30分前を目安にコップ1杯の白湯がいいでしょう。
食後に白湯を飲む場合は、できれば「食後30分〜」経過してから飲むようにするとより効果的です。
食後に大量の水分を摂ると、胃に一時的に負担をかける可能性がありますが、適量であれば消化に大きな影響はありません。それでも胃腸が落ち着いてきたタイミングで白湯を飲むことで、消化のサポートやリラックス効果を期待できると言われています。
就寝前に飲むと「冷え予防、自律神経を整える」
寝る前に白湯を1杯飲むのもおすすめです。白湯を飲むことで体が温まる、自律神経のバランスを整える、リラックスする効果が期待できます。
ただし、就寝前に飲みすぎると夜にトイレで起きてしまい、睡眠の質が低下する可能性があります。そのため、寝る30分以上前にコップ1杯程度をゆっくりと飲む程度がいいでしょう。
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