“幸せホルモン”が足りないとどうなる?セロトニン不足で起こる「5つの不調」

MELOS -メロス-
セロトニンは、脳内で分泌される神経伝達物質のひとつで、精神の安定や幸福感、意欲の維持に深く関わることから「幸せホルモン」とも呼ばれています。

慢性的なストレスや不規則な生活によってセロトニンの分泌が低下すると、さまざまな影響が出てきます。日本脳神経外科学会専門医で医学博士の近藤 惣一郎先生監修のもと、お届けします。

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1. イライラしやすくなる・気分の落ち込み

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セロトニンは怒りや不安を抑制する働きがあり、不足すると感情のコントロールが効きづらくなります。軽度のうつ状態のような症状を感じることも。

2. 不眠・中途覚醒・眠りが浅くなる

セロトニンは、睡眠ホルモン「メラトニン」の材料でもあるため、セロトニンが不足すると眠りの質が悪化します。夜中に目が覚める、朝すっきり起きられない、といった不調が出やすくなります。

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3. 疲労感・倦怠感が抜けない

睡眠の質が下がることや、自律神経の乱れにより、慢性的な疲労感やだるさを感じやすくなります。特に「休んでも疲れが抜けない」と感じたら、セロトニン不足の可能性があります。

4. 集中力・やる気の低下

セロトニンは注意力や意欲の維持にも関与しているため、思考が散漫になり、仕事や家事に手がつかないといった状態が起こりやすくなります。

5. 胃腸トラブル・便秘

セロトニンの約90%は腸内に存在しています。そのため、セロトニンが不足すると腸のぜん動運動が弱まり、便秘や腹部の不快感を引き起こすことがあります。

6. 肩こり・頭痛・筋肉のこわばり

自律神経のバランスが崩れることで、筋肉が緊張しやすくなり、肩こりや片頭痛といった身体的な不調も引き起こされます。
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