“親に甘えられなかった人”が抱えやすい、心のクセとは?
親に気をつかってしまったり、弱音を出すと否定されるように感じたりすると、子どもは自然に“甘えることを諦める”ようになります。その影響は大人になっても残り、行動や人間関係に表れることがあります。
アスリートへのメンタル指導、子ども‧保護者‧教員向けの教育講演などを手掛ける、株式会社脳レボ代表の川谷潤太さん監修のもと、解説していきます。
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「人に頼ると迷惑をかける」と感じやすく、仕事や友人関係でも一人で抱え込みがちです。周囲からは“しっかり者”に見られても、心の中では「本当は頼りたい」と思っていることもあります。
常に頑張りすぎてしまう
「ちゃんとしていないと受け入れてもらえない」という思い込みから、無理をしてでも期待に応えようとします。休むことに罪悪感を抱くため、燃え尽きるまで頑張ってしまう人も少なくありません。
人間関係で距離の取り方が難しい
人に甘えるのが苦手なので、自分から距離を置いてしまうことがあります。その一方で、相手に甘えられると「自分が支えなければ」と背負い込み、関係が重く感じられることもあります。
自己肯定感が低い
「ありのままの自分では認めてもらえない」と感じやすく、褒められても素直に受け取れません。そのため、恋愛や仕事で「自分は十分ではない」と不安を抱える傾向があります。仕事や恋愛がうまく行っている時にも、いつもどこか不安な気持ちを感じてしまいます。
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大人になってからも「人にどう頼ればいいのか」が分からず、困ったときに黙ってしまう、あるいは逆に極端に依存してしまうなど、バランスが取りにくくなることがあります。
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