疲れが取れない!医師がすすめる“疲労回復に効く食べ物”とは?
疲れたときにおすすめの栄養と食べ物を、脳神経外科医・医学博士、SOグレイスクリニック院長・近藤 惣一郎先生に聞きました。
疲れを感じたらコレ!疲労回復に効く“食べ物の選び方”
疲労の大きな原因はエネルギー不足です。ご飯やパン、麺類、いも類に含まれる糖質は、体内でブドウ糖となり脳や体を動かすエネルギー源になります。
疲労を感じるときは、消化にやさしいおかゆやうどんなどにすると、胃腸への負担も少なくおすすめです。
ビタミンB群:豚肉や鶏むね肉、うなぎ、マグロ、納豆、卵
ビタミンB群はエネルギー代謝に不可欠です。特にビタミンB1は糖質をエネルギーに変える役割があり、疲労回復に直結します。
豚肉や鶏むね肉、うなぎ、マグロ、納豆、卵に豊富に含まれます。玉ねぎやにんにくのアリシンと一緒に摂ると吸収が高まります。
クエン酸:レモンやみかん、梅干し
レモンやみかん、梅干しなどに含まれるクエン酸は、エネルギーを生み出す回路を活性化し、疲労物質である乳酸の蓄積を抑えます。スポーツ後や疲労を感じるときに取り入れると効果的です。
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筋肉や臓器を修復するにはタンパク質が不可欠です。鶏肉や魚、卵、大豆製品を意識的に取り入れましょう。
分解されたアミノ酸は吸収が早く、特にBCAAは筋肉修復を助け、グルタミンは免疫を支えます。サプリや飲料で補助的に摂るのも有効です。
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