世界一の飛ばし屋が横浜上陸、名門の11番攻略は? PGAツアーの人間模様にも原江里菜は着目
苦笑いで、そう謙遜してみせる。
プロゴルファー・原江里菜は、明日9日に開幕するPGAツアー日本開催『ベイカレントクラシック』のライブ配信でメイン解説を務めることになった。
歴史的な人選。その重みを即座に感じながらも、原は杉澤さんからの打診に対し、即座に「やります」と答えたという。
砲台グリーンを真上から攻める技量
原:個人的には、横浜CCというコースが、世界のトッププロたちの技術をどのように引き出すことになるのか、というあたりに注目しています。
原:この大会は去年までは『ZOZOチャンピオンシップ』という名称で、会場も千葉の習志野CCでした。日本らしい2グリーンのコースで開催されていましたが、今年の横浜CCはビル・クーアさんとベン・クレンショーさんの監修で改修をされた経緯もあって、どこかアメリカのコースを思わせる1グリーンのコースになります。
原:小さい砲台グリーンが多いので、ボールを止められるポイントがとても少ない、というのはあります。
原:同様の理由でアプローチも難しいので「グリーンのこっちに外れる分には構わない」というような保険をかけながらの攻めというのがやりにくい。スピン量をうまくコントロールしつつ、ピン近くを果敢に攻められるショット技術というのが、このコースでは問われると思います。