ドジャースがレッズを圧倒しワイルドカードシリーズ先勝 大谷翔平の「異次元の本塁打」が試合の流れを決める
注目は大谷がいつマウンドに上がるか
過去12回のワイルドカードシリーズで、第3戦までもつれ込んだのは2回しかない。すでに触れたが第1戦を制したチームがすべてシリーズを制しており、このまま一気にというケースを否定できない。
となると、第3戦に先発予定の大谷の登板がなくなることになる。その場合、地区シリーズの第1戦で先発すると見られているが、この日の試合後、デイブ・ロバーツ監督もそれを認めた。
その前にまず、米メディアが大谷に聞いている。
――もし、第3戦がなくなるとしたら、次はいつ投げるのか?
それに対して大谷は、「いつでも行けるように準備はしていますし、監督も含めて、現場じゃないところに聞いてもらえれば、答えてもらえるんじゃないかなと思います」と答えた。
その後、同じ記者がロバーツ監督に聞いたのだが、「気が早いなぁ」と苦笑した後で、こう続けた。
「まあ、最初の2試合のどちらかだ」
まだ、シリーズを制したわけではない。気が早いのはロバーツ監督も同じだが、相当手応えがあるのだろう。
なお、明日のレッズの先発は、予想されていたニコラス・ロドロではなく、ザック・リテルとなった。ドジャースにとっては、ロドロの方がやっかいな相手だが、彼はやや股関節に不安を抱えているという。よってリテルが1巡目に投げ、2巡目からロドロがマウンドに上がる見込みだと、シンシナティ・インクワイアーのゴードン・ウィッテンマイヤー記者は予想した。
であるならドジャースは、この日の試合のように序盤で主導権を握りたいところである。
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