J1番記者通信簿 担当クラブを各節評価

【J1第32節 番記者通信簿】個もチームも光った鹿島 2節連続のトップ評価

サッカー新聞 エルゴラッソ

B+ランク 福岡(総合評価点:34)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:島田 徹】
【総評】5連敗となったが、内容的には勝ってもおかしくない良いものだった。特に複数の選手が絡んで多くの決定機を演出した攻撃面の出来は良かった。もちろん決定力の差が勝敗を分けたが、連敗中とは思えない躍動感あふれる攻撃的な戦いは次節での連敗脱出の力になりそうだ。

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B+ランク 東京V(総合評価点:31)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:藤井 圭】
【総評】前線に豊富なタレントをそろえる浦和に対し、主力の谷口栄斗が出場停止と厳しい状況だった中、ケガから戻ってきて2戦目となる林尚輝を中心に最後までゴールを許さず。4失点で大敗した前節の神戸戦から見事に立て直す無失点となった。一方で2戦連続無得点と、再び攻撃陣は沈黙。終盤戦において残留を確定させるためには、いかに個の質を高めていけるかが大事だ。

B-ランク C大阪(総合評価点:29)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:小田 尚史】
【総評】開始からトランジションの応酬。スタイルでは、京都の土俵に乗らされた感は否めなかったが、球際では負けずに戦う。ゲームを支配した後半は、特に追いついてからの時間帯で2点目を取れなかったことが響いた。失点はいずれもセットプレー。勝負強さに欠けた。視察に訪れた森保一日本代表監督も賛辞を送ったスタジアムの熱は素晴らしかったが、敗戦により興奮度は低め。

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B-ランク 名古屋(総合評価点:26)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:斎藤 孝一】
【総評】立ち上がりから攻撃的な姿勢を見せたところは良かったが、守備に穴を開けてしまい先制点を許すと、その後のチャンスも決め切れずに、完全に崩されて2点目を許す。その後は相手が試合をコントロールする形で、徐々に攻め手がなくなった。交代策もパワーアップにはつながらず、首位との差を悲しくとも大きく実感する内容だった。

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B-ランク 浦和(総合評価点:25)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:沖永 雄一郎】
【総評】ヒヤリシーンは何度かありながらも相手の枠内シュートはゼロ。マチェイ・スコルジャ監督やサミュエル・グスタフソンが「ゲームコントロールはできていた」と語ったように支配という点では悪くなかった。しかし攻撃面では、東京Vのディフェンスに“ミスを犯させる”こと能わず4試合連続無得点。安定性を欠いたまま3連戦を終えた。

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