【J1第32節 番記者通信簿】個もチームも光った鹿島 2節連続のトップ評価
A+ランク 町田(総合評価点:44)
【総評】岡山の攻撃時のボリューム不足に乗じてほぼ相手にチャンスを与えずにゲームを支配。相手の攻撃機会が少ない中でも守備陣は集中した対応で無失点推移を実践。また1点勝負の様相を呈する中、土壇場で個人パワーを最大瞬間風速的に出力して勝利。優勝戦線に踏みとどまる劇的な勝利にホームスタジアムのボルテージは最高潮に。
※リンク先は外部サイトの場合があります
A+ランク 京都(総合評価点:44)
【総評】前半からハイプレスを仕掛け、球際の強さも発揮。C大阪のパス回しへ圧力を掛け続けて、ボール奪取からの速攻を繰り出すなど、試合の流れをつかんでいた。後半は同点に追いつかれたあとに耐える時間が続いたが、そこで追加点を与えない粘り強さを発揮。セットプレーから2得点、特に終了間際の決勝点はサポーターに興奮をもたらした。
※リンク先は外部サイトの場合があります
A-ランク 神戸(総合評価点:40)
【総評】序盤の好機を決め切れずに失点する最悪の展開。それでも挽回を期した鍬先祐弥の同点弾、そして飯野七聖、小松蓮の最終盤での同時投入、酒井高徳のボランチへの配置換えが劇的逆転弾につながった。選手間はもとより、ベンチワークも含めたリレーションの力での勝利。前節・東京V戦は4-0で大勝したが、また異なる熱狂がノエビアスタジアム神戸を包み込んだ。
※リンク先は外部サイトの場合があります
A-ランク 川崎F(総合評価点:38)
【総評】柏のビルドアップに対して臆せずにボールを奪いにいき、さまざまな形から4ゴールを奪った攻撃面は十分に評価できるが、対照的に守備面は課題が多く残る。はがされたときに逆サイドで人数が足りなかったり、押し込まれたときに人を押し出せず、ボールホルダーにプレッシャーを掛けられなかったり、三度もあったリードを守り切れなかった。
※リンク先は外部サイトの場合があります
A-ランク 広島(総合評価点:38)
【総評】メンバーを大幅に変更しても堅固に守れる強みを失わず、リーグ戦4試合ぶりに勝利。17分に先制したあとは難しい時間を過ごしたが、大迫敬介をはじめとした守備陣がバタつかずに守って得点を許さず、86分に追加点を奪取。相手を上回った時間は長くなくても、重要な勝点3を獲得した。
※リンク先は外部サイトの場合があります