継続、結束、リーダーシップ… ライダーカップで欧州チームが勝利できた理由
米国の怒涛の追い上げで接戦となるも欧州が勝利
ライダーカップはマッチプレー方式で、勝ち1ポイント、引き分け0.5ポイント、負け0ポイントが加算される。初日、2日目の16マッチを終えて欧州は11.5ポイントをとり、4.5ポイントの米国に対し7ポイントのリードを奪った。最終日のシングル戦は12マッチで実施予定だったが、欧州のビクトル・ホブラン(ノルウェー)が首痛のため棄権。対戦予定だったハリス・イングリッシュ(米国)とともに0.5ポイントずつが与えられ、最終日は欧州12ポイント、米国5ポイントからのスタートとなった。
欧州は2年前のローマ大会を制しており、最終的に同点となる14ポイント以上を獲得すれば防衛成功。つまり11マッチ中2勝で勝利が確定する計算だった。序盤は欧州が幸先良くリードを奪い、欧州の楽勝ムードすら漂った。
ところが前半7マッチで欧州は1勝5敗1分。スコアは欧州13.5ポイント、米国10.5ポイント。残る4マッチも米国リードかタイという状況で、米国大逆転の可能性が残った。緊張感が頂点に達する中、8番目のマッチのシェーン・ローリーが18番ホールでバーディを奪い引き分けに持ち込み、貴重な0.5ポイントを獲得。これで欧州は14ポイントに到達し、その瞬間欧州のライダーカップ防衛が決まった。
最終スコアは欧州15ポイント、米国13ポイント。米国が最終日のシングルマッチで8.5ポイントを稼ぐ怒涛の追い上げを見せ、2012年の14.5対13.5以来もっとも接戦のライダーカップとなった。
継続性を重視したチーム編成が勝利の要因
なお、米国チームは12人のうち2023年にも出場したのは6人。キャプテンもローマの時から変えている。