決勝でまさかのサイン無視…辰己涼介が監督に伝えたことは? 大学日本代表・善波元監督が明かす秘蔵エピソード
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“浪人”を選ぶも信念を貫く智之がすごい
大学日本代表という舞台で智之と一緒に野球をしたのですが、投手としてのすべてを持っている選手だなと感じました。体もそうですし、スピード、コントロール、マウンドさばき、フィールディング、すべてそろっていました。それだけではなく、あの名将である原貢さんの孫であり、巨人の原辰徳前監督の甥っ子でもあり、周りからどうしても注目される中、そういうことは影も形も見せないですし、自分を見失うようなこともない。いつもきちんと行動し、仲間や後輩ともいい感じで関わり合える、素晴らしい好青年だなと思いましたね。明治大からは野村祐輔(元広島)が代表にいましたが、ノムも同級生の智之からいろんな刺激を受けたのではないかなと思います。
ドラフトでは巨人入りを希望する中、日本ハムが交渉権を獲得したことで“浪人”の道を選びましたが、信念を貫いた智之がすごいなと。一年間実戦を離れるというリスクもあるし、風当たりも強くなって、マイナス要因の方が多いはずなのですが、その一年間、東海大でしっかり練習し、後輩たちにいろんなことを伝えたり。大学日本代表の平塚合宿にも来てくれて、アドバイスもくれたり、本当によくやっていました。1年後に巨人入りしていきなり13勝をあげたのも、あの1年をしっかり過ごしてきたからこそ。その後の巨人での活躍もあまりあるものだと思います。
「メジャーで投げたい」という目標もしっかり叶えているところも本当にすごいなと。コロナ禍の2020年末にメジャーにチャレンジしたときは交渉がうまくいかず、本当に苦しかったと思います。でも、昨年、巨人で15勝してメジャーに再チャレンジ。36歳になる今年、メジャーで10勝するって、どれだけすごいことか。父の隆志さんも、学生時代から努力を怠らず、信念を曲げず貫いていた人。きっと両親からそういう育てられ方をしてきたんだろうなとも思います。来年は37歳になる年ですが、「もっともっと頑張れー!」って応援しています。
大瀬良は4年時には代表チームのエース格になったのですが、選考合宿のとき、大瀬良に一つお願いごとをしたんです。日米野球でアメリカの選手と対戦するにあたり、「アメリカの選手は伝統的に縦のカーブが苦手だから、それにチャレンジしてみてくれない?」と。それまで大瀬良は縦に曲がるカーブは投げていなくて、明治大から代表入りしていた関谷亮太(元ロッテ)がいい縦のカーブを放っていたので「あんな感じの球が放れると幅が広がって有効だと思うんだ」と。大瀬良はそれにトライしてくれて、満を持して愛媛・坊っちゃんスタジアムでの第一戦で先発させました。
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