J1番記者通信簿 担当クラブを各節評価

【J1第30節 番記者通信簿】FC東京&東京Vが最高評価点に ウノゼロ連勝と“ケチャドバ”で興奮度MAX

サッカー新聞 エルゴラッソ

【画像提供:エル・ゴラッソ】

 サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』の番記者が担当クラブの直近試合の出来を通信簿形式で振り返る本企画。J1第30節は9月20日にゲームが行われた16チームが対象(8月20日に行われた町田vsG大阪、広島vs神戸は対象外)。その中で最も高い評価点を記録したのは、FC東京と東京Vだ。FC東京は“東京ダービー”に続いて“多摩川クラシコ”もウノゼロで制し、東京Vは5試合ぶりに得点を挙げると、最終的に今季最多の4ゴールをマーク。対照的な勝ち方ながら、いずれも興奮度は満点評価だった。

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 なお、通信簿は6つの評価項目と番記者の短評および総評で構成。6つの評価項目の合計点に応じて上図の総合評価をつけている。評価項目の概要、採点基準、総合評価基準は以下のとおり。

【評価項目】
①ゲーム支配
②個人パワー
③スタイル発揮
④球際
⑤リレーション(選手のつながり)
⑥興奮度

【採点基準】
9~10点:すごく良い
7~8点:良い
5~6点:及第点
3~4点:ややもの足りない
0~2点:次節に期待
※採点は1点刻みで評価

【総合評価基準】
S:49~60点
A+:43~48点
A-:37~42点
B+:31~36点
B-:25~30点
C:13~24点
D:0~12点

 それでは、各クラブの通信簿を見ていこう。

A+ランク FC東京(総合評価点:48)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:匂坂 俊之】
【総評】“東京ダービー”に続き、“多摩川クラシコ”もウノゼロで制し、6月以来となるリーグ戦2連勝を飾った。土肥幹太、安斎颯馬といった先発起用された選手たちがしっかりと結果を残したことも、今後のリーグ戦を戦っていく上で大きな収穫に。あとは、決定機を確実に仕留めて複数得点を奪えるようになれば、さらに安定感のある戦いができるはずだ。

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A+ランク 東京V(総合評価点:48)

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【担当記者:藤井 圭】
【総評】開始早々にゴールを決めて良い流れでゲームに入れたものの、前半のラスト15分は主導権を渡してしまった上に逆転まで許したのは反省点であり、ゲーム支配は低めに採点。それでも直後に追いついて後半に勝ち越せたのは非常に大きく、何より今季最多の4ゴール。次節以降にも好影響をもたらす結果となった。

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A+ランク 横浜FC(総合評価点:44)

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【担当記者:青木 ひかる】
【総評】立ち上がりは、櫻川ソロモンを狙った福森晃斗の左足からのフィードで敵陣に押し入るが、決定機を決め切れず。後半序盤は相手に押されるも、捨て身のディフェンスやGKヤクブ・スウォビィクのセーブで難を逃れる。すると86分、アダイウトンが豪快な左足ミドルを突き刺し、決勝点をマーク。新潟との“裏天王山”を制した。

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A-ランク 清水(総合評価点:41)

【画像提供:エル・ゴラッソ】

【担当記者:榊原 拓海】
【総評】首位・京都を破り、今季未勝利が続いていたサッカー専用スタジアムのアウェイゲームで初勝利、約5カ月ぶりのリーグ戦連勝となった。京都の特徴を組み込んだ攻守の狙いどころも見事で、興奮度とリレーションを8点とした。背後を狙い続ける攻撃的な姿勢を見せ、スタイル発揮も次点の評価。球際は低くつけたが、京都の土俵で無闇な勝負をしなかった点はむしろポジティブだ。

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