【2025年上半期ドライバー座談会】識者3人がミニドライバー徹底解説! あなたに合う一本はどれ?
今年発売されたミニドラをすべて購入した小倉さん
小倉: はい、全部買いました。
鶴原: 全部買ったんですか!?
小倉: 全部買いました。4つ。あともう1本はまだ発売されてないけど欲しいと思っているのがあります。
鶴原: なるほど、ではざっくりとモデルごとの特徴や違うところを教えてもらえますか?
小倉: ミニドラ愛好家で(笑)。
石井: 日本一のミニドラ愛好家ですね。全部持っている人はなかなかいないですよ。
キャロウェイ「エリート ミニ ドライバー」:アマチュアにおすすめの高性能モデル
鶴原: つかまるし、ドライバーっぽい感じがする。
小倉: そうですね。安心感もあります。何より一定のエリアに置くことに関しては、エリートミニドライバーが一番安定します。
鶴原: エリートミニドライバーはこのミニドライバーの中では大きい方じゃないですか。340ccあるし。
小倉: デカいですね。
鶴原: 340ccでいいんですか? ミニドライバー愛好家としては「340ccはミニドライバーじゃない」とか思わないんですか?
小倉: 思わないです。他のドライバーと比べたら全然小さいもん(一同笑)。だからミニドライバーと並べると「これは普通のドライバーサイズだよね」とは思います(一同笑)。
石井: 何か違う世界に行った気がする?(一同笑)。
小倉: みんなシャローなんですよ。ティアップを低くすればシャローでも球は問題なく上がりますし。だいたい一定数、下から打つことを考えられているので、低重心になっているんです。なので、余計なスピンも入りづらいし、ミニドライバー全体として私は性能がすごく好きですね。
石井: この中でいうとエリートはAi SMOKEと何が一番変わったんですか?
小倉: 一番は調整幅が大きくなったのと、よりスピン量がエリートミニはAi SMOKEと比べて減りました。後ろのウェイトポートが3つになりましたし、重心を前にしてより前に強い球が打てる。そしてフェース面の専用設計もあるので、あとスピンが一定数ちゃんと入るのがエリートミニです。
石井: Ai SMOKEの方がもっとスピンが入っていた?
小倉: スピンはもっと入ってました。Ai SMOKEよりは低スピンになりましたけど、今のミニドライバーと比較すると一定数スピンは入ります。だから一番安定して飛ばせるクラブに仕上がっている感じです。
テーラーメイド「r7 クアッド ミニ ドライバー」:より強い弾道を求める人に◎
小倉: これは逆で、より強い球が打てるようになっています。調整幅が大きくなったというのもあるんですが、元々バーナーはウェイトが前後で2つだったのが、後ろ2つ、前がトゥ・ヒールで2つの計4つになったので、いろいろ調整できるようにもなっています。スポナビの動画で11.5°と13.5°の両方を打ったんです。もともと11.5°を予約してたんですけど、そこで両方比較して土壇場で13.5°に変えました。
鶴原: 球が強すぎるんでしょう。ティアップしてもちょっと強すぎる?
小倉: 今は13.5°を結局LOWERにしてフェースを右向けにして使っている。非常に強い球で飛ばせるイメージがバーナーより上がりました。ミスにもバーナーと比較して強くなっています。
鶴原: 構えやすいですよね。
小倉: めっちゃいいですよ。
鶴原: 1目盛だけLOWERにしたら最高に構えやすくて大好きなんだけど、やはりバッグに入れる場所が無いんだよね(一同笑)。
小倉: ミニドライバーって、普通のドライバーが一定数苦手意識なく普通に打てる人だったら、よほど飛ぶ人で無い限りあまり必要性を感じないと思うんですよ。
鶴原: やはりテーラーメイドっぽいですよね。ちょっとキャロウェイに比べるとつかまりは弱いし、強く出てスピンが入る球になりやすいのはr7 クアッドの方だから。
小倉: 「安定のエリート」「飛ばせるr7」という感じが自分の中にはあります。
鶴原: r7 クアッドの方はコントロールのような感じがします。
タイトリスト「GT280 ミニ ドライバー」:ブラッシー感覚で楽しめる操作性
小倉: これは本当にブラッシーという感じです。下から打つのも抵抗感のないサイズですし。球も意外と強くて飛距離性能もある。一番いいと思ったのは、小さいのでグリグリしたらチーピンとか来ると思ったんですけどないです。曲げられるんですけどフックにはならない。
鶴原: 逆につかまる?
小倉: つかまえようと思えばつかまえられる。動いてくれるので、意思を持って「ここはこういう球」「ここは逃がす」とやると、一番素直に球に反映できるクラブです。打っていて楽しいです。ただエリートミニを打った後に持つと、「うわ、小さい」とはなります(一同笑)。スプーンを基準として思えば、ちょっと大きめのスプーンかなというくらいの感じなんです。
石井: 280ccとか昔のドライバー扱ってましたよね、私たち。
小倉: そうですよ。私がゴルフを始めたときは195ccのドライバーからですから。それから比べると、昔の某メーカーの某ドライバーを彷彿とさせるんですよ打っていて。他メーカーなので言わない方がいいかなと思って。
鶴原: GT280って975Dに似ているという話は出ますよね。
小倉: 出ますね。でも打っていて一番楽しいのはGT280ですね。逆にぼんやり打っちゃうとペラーッとなるので。それくらい自分でつかまえにいってもフックにならない安心感は、この3つの中では一番高いです。
石井: ドライバーが苦手だからミニドライバーを選ぶというよりは、「昔ドライバーうまかったのに最近のドライバーは打ちづらい」という人だったら、昔の感覚で打てちゃうかもしれませんね。
小倉: 間違いないです。
石井: フェース面は今のテクノロジーが詰まっていますし。
小倉: そうですね。
石井: この3つは性格が違うんだなと。
小倉: うまくばらけたと思いますよ、面白いですよ。
PXG「シークレットウェポン ミニドライバー」:高いアジャスト能力が魅力
小倉: 十字に入ってるんです。
鶴原: 特徴は何かありますか?
小倉: ウェイトでどうにでもなると言ったら大げさかもしれませんが、すごく上がりやすいものにもできるし、すごく強い球が打てるものにもできるし、曲がらないものにもできるし、操作性がいいものにもできる、という一番アジャスト能力が高いと思います。顔はGT280よりちょっと大きいかなというくらいで、わりと小ぶりなんですよ。スピン自体はかなり少ないです。13°なんですけど前に飛んでいくので。
鶴原: 本当にドライバーっぽいですね。
小倉: そうですね。もう弾道はドライバーです。左は少し抑えられていますが、ウェイトによってはつかまる形にもできる。一番それぞれの人に合わせやすいのがPXGシークレットウェポンミニドライバーですね。これも面白いです。
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