全英を知り尽くす丸山茂樹に聞く松山初Vへのポイント 地元の期待を背負うマキロイは重圧に打ち勝てるか?

U-NEXT編集部

2014年の全英オープンを制したロリー・マキロイ。今年は地元開催で優勝の期待がかかる 【Photo by Ross Kinnaird/R&A/R&A via Getty Images】

 7月17日(木)に『全英オープン』(U-NEXT独占生配信)が開幕する。今年の注目は、2019年以来の地元・ロイヤルポートラッシュGCに「キャリアグランドスラマー」として帰還するロリー・マキロイ。ホームの大声援のなか、今季メジャー2勝目が期待される。そして、日本のエース・松山英樹は、アジア人として初の全英タイトル&メジャー2勝目を狙う。解説者としても何度も中継に携わり、全英オープンを知り尽くす丸山茂樹プロに、コースの特徴や今年の見どころについて聞いた。

挑戦意欲がかき立てられる難コース

ロイヤルポートラッシュGC1番ホールのティーグラウンド。落とし穴がたくさんあり、ティーショットの精度が求められる 【Photo by Matthew Lewis/R&A/R&A via Getty Images】

――今回の会場、ロイヤルポートラッシュGCの特徴は?

 2019年に全英オープンが開催された際も、現場で大会を見ました。一見しただけですごく難しいと感じた。これはみんな苦労するだろうなと。シェーン・ローリーが勝ちましたけど、僕も現役時代のいいコンディションで回ってみたいと思いました。挑戦したいという気持ちをかき立てられるコースです。

 フェアウェーが意外と広く見えますが、その周囲に打ってはいけない落とし穴がたくさんあります。全英オープンの開催コースは、一般的にフェアウェーとグリーンの境目がわかりにくいところが多いんですが、今回はわかりやすい。砲台グリーンみたいに見えるところもありますし、「自然ありのまま」が多い全英の会場の中にあっては、きちんと整備された印象が強いコースです。

 杉澤伸章キャディが教えてくれたのですが、設計者はハリー・コルトさんという方で、日本でも有名な設計家のチャールズ・ヒュー・アリソンさんに影響を与えた方と言われているそうです。日本にアリソンさんが呼ばれたとき、本当はハリーさんが呼ばれる予定だった、という説も残っているということでした。

 来日したアリソンさんは川奈ホテル富士コースや廣野ゴルフ倶楽部を設計したり、霞ヶ関カンツリー倶楽部の改修を担当したりしたことで知られています。ロイヤルポートラッシュGCは、そうした日本が誇る名門コースと同じ源流を持つ、という観点で見ても面白いかも…。杉澤キャディの話を聞いて、そんなことも思いました。

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