全英を知り尽くす丸山茂樹に聞く松山初Vへのポイント 地元の期待を背負うマキロイは重圧に打ち勝てるか?
挑戦意欲がかき立てられる難コース
2019年に全英オープンが開催された際も、現場で大会を見ました。一見しただけですごく難しいと感じた。これはみんな苦労するだろうなと。シェーン・ローリーが勝ちましたけど、僕も現役時代のいいコンディションで回ってみたいと思いました。挑戦したいという気持ちをかき立てられるコースです。
フェアウェーが意外と広く見えますが、その周囲に打ってはいけない落とし穴がたくさんあります。全英オープンの開催コースは、一般的にフェアウェーとグリーンの境目がわかりにくいところが多いんですが、今回はわかりやすい。砲台グリーンみたいに見えるところもありますし、「自然ありのまま」が多い全英の会場の中にあっては、きちんと整備された印象が強いコースです。
杉澤伸章キャディが教えてくれたのですが、設計者はハリー・コルトさんという方で、日本でも有名な設計家のチャールズ・ヒュー・アリソンさんに影響を与えた方と言われているそうです。日本にアリソンさんが呼ばれたとき、本当はハリーさんが呼ばれる予定だった、という説も残っているということでした。
来日したアリソンさんは川奈ホテル富士コースや廣野ゴルフ倶楽部を設計したり、霞ヶ関カンツリー倶楽部の改修を担当したりしたことで知られています。ロイヤルポートラッシュGCは、そうした日本が誇る名門コースと同じ源流を持つ、という観点で見ても面白いかも…。杉澤キャディの話を聞いて、そんなことも思いました。