風邪じゃないのにずっと咳払いしてしまう…なぜ?癖?そこには“意外な理由”も

MELOS -メロス-
「喉を鳴らすのがやめられない」「ずっと咳払いが続いて集中できない!」

自分自身が無意識にそうした動作を繰り返してしまい、周囲の目が気になるということもあるかもしれません。

実は、これらの症状は「チック症」の一種かもしれないのです。

チック症というと子どもの病気というイメージがありますが、近年、大人にも見られることが分かっています。大学で障害児教育を専攻し、福祉職の実務経験を持つセラピスト・内田優子さん監修のもと、解説します。

【MELOS】

大人のチック症とは

チック症とは、本人の意志とは無関係に繰り返される動作や音声のことを指します。たとえば、以下などの行動がこれに該当します。

音声チック(発声チック)
喉を鳴らす
咳払いを繰り返す
クシュッと鼻をすする音を出す
不必要な単語やフレーズを繰り返す
動物の鳴き声のような音を発する

運動チック(動作チック)
瞬きを頻繁に繰り返す
顔をしかめる
首を振る、肩をすくめる
腕や足を急に動かす
指をトントンと叩く動作を繰り返す

大人のチック症の特徴として、 ストレスや生活環境の影響を受けやすく、慢性化しやすいことが挙げられます。また、近年の研究では 大脳基底核の機能異常やドーパミン系の過活動との関連が指摘されており、単なる「クセ」ではなく、神経学的な要因も関係している可能性があります。

そのため、「気合で治す」「意識すれば止められる」といった考え方は適切ではなく、理解と適切な対応が重要です。

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無理に止めようとすると悪化する

動作や発声は無意識的に行われることが多く、本人も止められない場合が多いです。

ストレスや緊張が強いときに症状が悪化しやすく、周囲の「え? なに?」「うるさい」といった反応によって、症状がさらに悪化することもあります。

そのため、周囲の方はいくら気になるとしても上記のような行動を指摘し、注意することは逆効果です。さらに緊張させ、症状が悪化する可能性が高いからです。

とはいえ、どうしても気になってしまう人もいるかと思います。その場合、環境調整や本人の負担を減らす工夫をすることが有効的です。

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