連載:高校野球2025・夏の地方大会「エリア別大展望」

高校野球「実力校ランキング・25年夏」愛知編 “私学4強”が例年ほど傑出していない混戦模様の夏をリードするのは?

尾関雄一朗
アプリ限定

プロ注目の右腕・中西を擁する豊川が、この夏の愛知大会の中心軸だ。投手力をベースに春季大会を制した勢いのまま、夏の甲子園初出場をめざす 【尾関雄一朗】

 この夏の愛知大会は、例年とはやや様相が異なる。これまで県をリードしてきた「私学4強」が決め手を欠く一方で、次位グループの私学勢が実力を伸ばしている。今春のセンバツに出場した至学館、春季大会を制した豊川あたりが軸になりそうだが、はたして──。6月28日の開幕を前に、東海地区のアマ球界事情に精通する尾関雄一朗氏が選んだ、実力校ランキングトップ10の顔ぶれを紹介する。

モイセエフのような看板不在の豊川だが

 今年の愛知大会は近年にない混戦模様だ。「私学4強」と呼ばれる伝統強豪校(中京大中京、愛工大名電、東邦、享栄)が、例年ほど傑出していない印象で、対照的に次位グループの私学勢が実力を伸ばし、ランキング上位に躍り出る結果となった。

 そのなかでも実力ナンバー1に推すのは、春季大会を制した豊川だ。長谷川裕記監督はセンバツに出場した昨年のチームと比較して、「投手力が野球の半分以上を占めるという観点から言えば、今年のチームのほうが上」と手応えを口にする。
  • 前へ
  • 1
  • 2
  • 次へ

1/2ページ

著者プロフィール

1984年生まれ、岐阜県出身。名古屋大を卒業後、新聞社記者を経て現在は東海地区の高校、大学、社会人野球をくまなく取材するスポーツライター。年間170試合ほどを球場で観戦・取材し、各種アマチュア野球雑誌や中日新聞ウェブサイトなどで記事を発表している。「隠し玉」的存在のドラフト候補の発掘も得意で、プロ球団スカウトとも交流が深い。

当サイトには一部アフィリエイトリンクが含まれています。

リンクから商品・サービスをご購入いただいた場合、スポーツナビに収益が発生することがあります。

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント