【J1第20節 番記者通信簿】劇的ドローの鹿島と3発快勝の柏 異なる形でつかんだ最高評価
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【評価項目】
①ゲーム支配
②個人パワー
③スタイル発揮
④球際
⑤リレーション(選手のつながり)
⑥興奮度
【採点基準】
9~10点:すごく良い
7~8点:良い
5~6点:及第点
3~4点:ややもの足りない
0~2点:次節に期待
※採点は1点刻みで評価
【総合評価基準】
S:49~60点
A+:43~48点
A-:37~42点
B+:31~36点
B-:25~30点
C:13~24点
D:0~12点
それでは、各クラブの通信簿を見ていこう。
Sランク 鹿島(総合評価点:52)
【総評】カウンターを狙う広島、プレスをはがす鹿島。両者のハイレベルな攻防が最後まで続く至高の90分だった。失点はあっさりやられてしまったが、あそこを逃さないのは広島のクオリティーの高さ。ボールを保持してもなかなか1点を返せなかったが、最後の最後に樋口雄太のCKから植田直通が折り返し、最後はレオ・セアラ。興奮度の高い素晴らしいゲームだった。
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Sランク 柏(総合評価点:50)
【総評】序盤こそ相手の守備ブロックに苦戦するも、立ち位置を入れ替えながらマークをズラして見事に打ち破った。スタイル発揮やゲーム支配など複数項目で8点以上をつけ、今季最多の3ゴールに興奮度は最大とした。
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A+ランク 新潟(総合評価点:45)
【総評】横浜FMがブロックを構えたため、ボールを保持できる展開で推移。相手の守備は堅かったが、無理に突っ込まずにパス回しで消耗させ、後半にスコアを動かした。近い距離でのパス交換から、大胆な展開と素早い仕掛けで一気にテンポを上げ、ダニーロ・ゴメスのゴラッソが決勝点に。興奮度も高かった。
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A+ランク 神戸(総合評価点:43)
【総評】序盤から強みを押し出し、前に仕掛けるスタイルを存分に発揮。得点こそなかなか生まれなかったが、誰もが「点は取れる」と確信しながら試合を進めた。前半終了間際の2得点は“必然”とも言え、狙いどころを共有し、体現した見事な成果だった。ピッチ全域において攻守の“コンパクト”に乱れを起こさず、スコア以上の完勝劇に。
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A-ランク 福岡(総合評価点:41)
【総評】リーグ戦10試合ぶりの勝利は、すべての選手による積極性、走力、強度、個人の特長発揮、連動性、一体感などの必要要素が詰め込まれたものだった。相手の出方をうかがいながらのビルドアップでのボール保持。前進したあとはゴール前での意図的な崩し。後手に回ることのない能動的な守備。勝利に値する、そして今後の巻き返しを期待させる内容だった。
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