2025年7月4日、テーラーメイドから「Spider」シリーズの新たなモデルとして「Spider ZT」パターが数量限定で発売されます。同シリーズの特徴である高い安定性を維持しながら、ゼロトルクパター設計があらゆるパッティングストロークに対応し、再現性が向上した新モデルを紹介します。

「Spider ZT」パターは、テーラーメイド独自のゼロトルク設計を採用しています。

ヘッドにはマルチマテリアル構造を採用することで、適切な重量配分が可能となり、高慣性モーメントを実現。リーディングエッジから25mm後方、シャフトを重心位置から一直線になるよう1度シャフトが傾斜した状態で挿入するオンセットホーゼル形状により、パターフェースがターゲットに対して、よりスクエアな状態を維持し方向性が安定します。トルクを最小限に抑えることで手による操作の必要性が軽減されるため、パッティングストロークの安定性と再現性の向上が期待できます 。

「Spider ZT」パターには、ゼロトルク設計以外にも、パッティングの安定性をサポートする様々なテクノロジーが搭載されています。

マルチマテリアル構造で高慣性モーメントを実現

高密度の303ステンレススチール製のフロント部分と、低密度の6061航空宇宙グレードアルミニウム製バックパーツを組み合わせたマルチマテリアル構造を採用しています。細かな重心位置の設定と重量配分が加わることにより、さらに慣性モーメントを高め、ストローク時の安定性に貢献します。

改良されたソールキャンバーでアライメントをサポート

「Spider ZT」パター用に新たに改良されたキャンバーソールデザインが採用されています。ソールが描くカーブは、トウ寄りにあるホーゼルと連動することで、ヘッドを置くだけで簡単にフェースをセットしやすくなり、正しいアライメントと自然なストロークをサポートします。

ボールセットを正確にする「プレミアムミルド・トゥルーパスアライメント」

今回新たに再設計された「トゥルーパスアライメント」はSpiderパター登場期から受け継がれるテクノロジーのひとつです。「Spider ZT」パターのフェース上部には、ゴルフボールの幅と同じ幅で綿密にミルド加工された細いラインが施されており、ボールを正確にセットできます。

順回転を生み出す「Pure Roll™ インサート」

Surlyn（サーリン）とアルミニウムの複合素材から「Pure Roll™（ピュアロール）」インサートを採用しています。45度の角度で下向きに入った溝が、効率的に順回転（トップスピン）を生み出し、スムーズな転がりをサポートします。

あらゆるゴルファーに対応する豊富なレングスバリエーション

パッティングに悩むあらゆるタイプのゴルファーに対応するため、スタンダードレングス（33/34インチ）、カウンターバランス（中尺36/38インチ）、ロングレングス（長尺46インチ）の豊富なレングスバリエーションをラインナップ。それぞれの長さに合わせた重量にすることで、安定感と再現性が向上します。

※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。